10月23日~26日 南相馬市・福島市・伊達市・石巻市と東北をアフリカンドラムワークショップとケセランぱさらんで回った旅子供たちの顔がUPできませんが、総数100個のドラムを作って、音楽で交流し、楽しんできました。
2011年から年に1回~2回いけたらよいほうですが、今年は2月の仙台で出会った方のご縁も繋がり、福島市・伊達市の訪問がかないました。回数を重ねるたび広がるご縁。新しい出会いが、古くからの友人のような気持ちで出会えること。とても幸せに感じます。
写真のように、大荷物を軽のワンボックス車をレンタカーで借りて楽器と材料を運ぶために常磐道を走ります。原発付近も通行できる常磐道では、放射線量の案内表示がでます。バイクはもちろん通れません。初日23日は南相馬で、子どもたちが学校の終わるのを待って、ワークショップ。みんななんだか素直。ドラムセッションも盛り上がりました。子供たちはみんな生き生きしてます。
南相馬は、市職員の片平さんのおかげで実現しました。2011年からずっと訪問の際にはさまよう私たちを避難所や仮設住宅の集会所を紹介いただきいろんな方と出会うことができました。今回は子供たちと楽しんできました。
翌、24日。福島市の吉井田学習センターでワークショップ。子供育成会のお世話になり、子どもたち保護者の皆さんの参加でドラムさくせいもセッションもいつもの私たちのいろんな楽器をつかった交流も楽しかった!
24日の夜に伊達市霊山の里山学校に到着。宿泊もできる素敵な場所で、今回ずっと連絡を取り合っていた本田さん、菅野さんのお二人のMOMOとやっと会えました。ハグして、本当にうれしい初めてとは思えない、親しみを感じてしばし、セッション!でも明日は早朝から福島市も卸売市場の「わくわく市場まつり」のワークショップとステージが待ってます。
25日は、わくわく市場まつりの一角を借りて、ワークショップ。大勢の来場者から子供たちがたくさんワークショップにも来てくれました。福島の市場は、震災直後農産物を販売できなくて、廃棄もできず、なくなく生産者さんがコンテナで持ち帰ったと聞きました。原発のせいで、福島の人や心を引き裂いた。本当に一刻も早い終息を望みます。今も、作業員が頑張っているけれど、彼らの健康も心配。でも前にすすめて、石棺のように抑え込んでほしい。
市場まつり、本当にすごくて3万8000人の来場者だったそうです。
25日はまだあります。里山学校へもどり、歌声喫茶でも音曲パラダイス。のこぎりは、やっぱり「おまえはあほか」に聞こえない地域なのです。けれど珍しいので喜んでもらえたようです。二胡ものこも弾き、歌いと楽しいひと時。いい人たちにたくさん出会いました。また、必ず行きたいです。
最終日26日は石巻の子どもセンターへ。小さい子と保護者のかたでワークショップ。小さい子のかわいいこと。ドラムをずっとたたいてくれた女の子とっても嬉しそうでした。
石巻は千人風呂コミュニティースペースの熊さんにいつもお世話になっています。近所の南華園さんでお昼を食べて、記念写真。看板猫たますけとも会えました!
秋晴れで美しいこの街は、震災当時、街灯のてっぺん近くまで津波やってきて、街灯は上のほうで曲がってしまってました。何度も映像でながれていた石巻の商店街を四方八方から襲う津波、車が商店街に詰まってしまったのはこのへんの街です。
沿岸部は高台を作り、ダンプはいつも埃を巻き上げて走っています。でも街は生きている。多くの方々が、福島も石巻も訪れてくださることをお願いします。本当に東北は車で走っていて美しくてほれぼれします。
さて、今度はいついこうかな。