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高槻ジャズスト いやあ。バスはなかなか。

バスミュージシャン中
バスミュージシャン中

バスミュージシャンは、修行だよ~と、おばあがらみのミュージシャンの知り合いから言われていた。電池駆動のごっついPAを持ち込んでおられる、慣れたお方の素晴らしいパフォーマンスも聞かせていただいた。

ホンマに修行だったけれど、景色のかわるバスの中から大勢のお客さんが歩いている横を通り過ぎる感じは中々楽しかった。
高槻ジャズストリートの開催は、本当に多くの市民ボランティアの方の力で成り立っている。アタマが下がる。700を越えるバンドを采配し、設営、撤収まで。長い時間を準備し、15年も続けてきた。この労力のおかげで多くの音楽好きの方々、年齢層の広い方々が大勢つめかけ、列をなしあちこちの会場をお目当てだったり、通りすがりだったりの音楽をもとめてさまよう。

音楽が街にあふれる風景。
とっても良い日だった。
また、来年は動かないお部屋にエントリーしようっと。それまで、精進精進。

沖縄屈辱の日 主権は誰のもの?

主権回復。誰の?と問いたくなる。 本土7年のアメリカ占領、沖縄40年。
またもや切り捨てられる。

十九の春の歌にまつわるドキュメンタリーが、昔あった。

わたしが あなたに 惚れたのは ちょうど 19の春でした。
今さら離縁というのなら、もとの19にしておくれ。

と一番の歌詞がある。
この歌は芸者さんや女郎(ジュリ)などの女性と主といわれる常連客の叶わない恋の歌ととれるが、
これが沖縄と本土の関係と重なるというのが、ドキュメンタリーの最後で語られる。

日本に復帰を望んだけれど、結局、見捨てられた沖縄。
基地を押しつけられて植民地状態の沖縄。

主権は、誰にあるのか。
奄美、小笠原、沖縄以外の日本人なのか。

高槻ジャズストリートへいらっしゃ~い!

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高槻ジャズストリート2013 ポスター

さて、今年の5月の連休はどこへ行かれますか?

高槻ジャズストリートは、今年15周年。
5月3日、4日高槻のあちこちに音楽が溢れます!

3日、ケセランぱさらん~音曲パラダイスショー~は、今回、バスミュージシャンとして、現代劇場ルートのバスに乗ります。
13時からの出発です。バスの中で盛り上がります。
あっというまの時間ですが、タイミングがあえば乗ってみてください。
現代劇場まえのバス停からの巡回運航。

ロマの人々に惹かれる

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Musicians in Piazza Navona
By H Sanchez

よくよく考えてみれば、ジプシーという言葉は昔から聞いてきたし、大概、洋画なんかで出てくる流浪の民くらいに思っていた。今ではロマと言われることが多い。被差別的ないいかたであるとか、また、一方でジプシーという名の方がいいとか良くわからないが。

音楽をさまよってくると意外に知らないことにぶつかる。そんな中、ジャンゴ・ラインハルトの音楽もフランスの中にあるマヌーシュ・ジャズもロマの音楽であり、ヨーロッパに散らばって住む多くのロマの人々はそこで音楽的影響をあたえたりしてきた。

だけれど、ナチスのホロコーストではユダヤ人だけでなく、ロマの人々も民族浄化の犠牲になった。断種など相当酷い扱いをうけ、殺された。それでも、被差別の民であることで、オーストリアでは戦後の補償から長く疎外されていた。
被差別の人たちは、どこでも舗装されてない道、辺境の地、バラックのような家、水道などインフラも整わないなど同んなじような境遇に追いやられるのだなとロマの歴史などの本を読むと思う。

でも、音楽は評価されている。
ルーツミュージックであること、迫害されている人達の音楽であること。
この2つは、私をずりずり惹きつけていく。
他者と相入れない孤立した人々の中には、濃い音楽のエッセンスが渦巻いているようだ。
ブルースから始まった音楽の旅は、アコーディオンにであってからアフリカでなくヨーロッパのバルカン半島や周辺国に飛び火してしまった。でも、どこでも人は人を差別し、搾取し、迫害する。黒い歴史と共にある。

佐村河内守さん Nスペ関西再放送決定。

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=rbFom7ZHQNg&sns=em[/youtube]

3月末に放送された、NHKスペシャル、「魂の旋律~音を失った作曲家~」の関西の再放送がわかった。5分ダイジェストです。

魂の旋律 ~音を失った作曲家~
※近畿地方、愛知・三重・岐阜・徳島県域では、4月18日(木)午前1時30分~2時19分(17日深夜)。

5分間の番組紹介動画では、このドキュメントの多くの重要なポイントを紹介している。
けれど、番組の中で映し出される姿。東北の少女との交流は、じっくり見て欲しい。
彼の苦しみの先にある、あるいは苦しみの先にしかない音を生み出す行為が、生きるということそのものであるということを知る。

壮絶な創作活動から生み出される美しい音。

大阪では、6月にコンサートがひらかれる。
詳しくは、

佐村河内 守 作曲 交響曲第1番 <>全国ツアー
現代のベートーヴェン!待望の全国ツアー決定!
孤高の作曲家が壮絶な闘いを経てたどり着いた世界
深いの闇の彼方に、希望の曙光が降り注ぐ、奇跡の大シンフォニー

今日先行抽選予約でチケットを取りました!
新しいフェスティバルホールでのオーケストラ演奏を楽しみにしているところ。
シンフォニーの方は、金聖響さんが振るのですが、フェスにしちゃいました。

京都で岩手県から2人展と手業展。

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桜がむせ返るくらい、咲き乱れていた。京都は、明日から天気が崩れる予報のせいかやたらにラッシュな哲学の道。そこを途中で抜けて、法然院で開かれている、岩手 田野畑村 ハックの家から2人展に行った。

ハックの家は、岩手県のしょうがいのある人達の工房。裂き織の作品も素晴らしく、手業展も出展されていた。そこに通う2人の絵画展。
色鉛筆で三陸鉄道や海にある魚やゴミを点や小さい三角の中に描いてあり、明るい作品をえがく、松家圭輔さん。マジックでダイナミックに色を重ねる秋田夕美さんの作品。彼らも震災にあいハックの家も被害を受けた。
この夏にピアニストの河野康弘さんと共にハックの家を訪問する。
とても楽しみ。

その前に、風工房の手業展に行く。ハックの家の他にも、岩手県の田老仮設住宅の布作品、大槌町のてづくり工房の作品。どれも心のこもった手業と呼ぶにふさわしいもの。

縁をつないでもらい、また新しい方々と出会う幸せ。

手業展は明日6日まで
ギャラリー風布 京都市左京区岡崎東福ノ川町24
詳しくは、風の布 パピヨン
2人展は、7日まで 法然院講堂

ホスピスの日常をうつす

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シアターセブンにて

父も相方の父も看取ったのは、ホスピスだった。淀川キリスト教病院と立花病院とそれぞれ違ったが。今日観た、ドキュメンタリー映画「いのちがいちばん輝く日」は、そんなホスピスの日常を描いている。この映画は、滋賀のヴォーリズ記念病院が開設するホスピス「希望館」が舞台。

ホスピス医の細井先生を初めとしてスタッフのみなさんが、本当に丁寧に一人一人の患者さんに寄り添い、生きる希望を持ってもらいながら、生を全うする手助けをしている。

映画の冒頭から「お見送りの会」という患者さんをかこみ、思い出をスタッフが語るシーン。
最後のシーンも、同じく「お見送りの会」。こうして生を全うした後、家族にここでの思い出を語ることは、葬式という社会生活に対する儀式と違い、残されたものに魂のケアをし、命を引き継いで行くという使命を受け止めさせてくれる。凝縮された濃密な時間。

患者さんは、ここでは元気になる。父もそうだった。痛みをとるケアのおかげで表情もかわり一旦元気になる。映画に登場する男性は、生まれたばかりの孫に会いたいという希望をもつ。滋賀県から息子の住む東京までの移動手段はどうするか、急変や痛み対策はどうするか、丁寧に対処され、無事に新幹線に乗って生まれたての孫をだくおじいちゃんは、それは嬉しそうだった。
決して状態の良くない、いつまで頑張れるか分からない中、支える医師。
初めて知ったのだけど、新幹線には多目的室というのがあって、移動中横になれる部屋があり、付き添いも一人入れる。そこを利用したのだが、そういうのを知っておくのもいいかなと思った。

まだ、ホスピスを知らない方にぜひ見てもらいたい映画だった。

かわち野さんで遊びました!

2013,3,31かわち野

今日は、グループホーム かわち野さんで、遊びました。
てじょんは、フーテンの寅さんよろしく傘を差し出し「男はつらいよ」を歌っています。
なぜか合掌されています。

認知症の方々や家族の方々と賑やかに遊んでいると、その日その時の出会いが一つ一つ大切だと感じます。今がすべて。またお会いする時は、新しい私たち。なんだかそれも良いじゃないです。

ロマ音楽 ドキュメンタリー映画

映画 ジプシースピリット
映画 ジプシースピリット

今日は、「レイシズム あかん」と題された国際人権差別撤廃のテーマの集会に参加。

そこでDVD上映された映画「ジプシー ・スピリット ハリ・シュトイカーの旅」
ヨーロッパで差別を受けているロマの人たち。この映画では素晴らしいロマの音楽のミュージシャン二人がロマのルーツとされるインドに旅に行き、現地のミュージシャンとセッションをし、自分たちの住むオーストリアでミックスしたバンドでライブを行うという内容。
音楽でルーツを知りたいのは、とても共感できる。

インドのミュージシャンがまた、良すぎて。すごい技で沖縄の三板みたいなパーカッションなのだけど、無茶くちゃ速いビートを刻む。。ロマ音楽とインド音楽のリズム・メロディのぶつかり合い、溶け合い、新たな化学反応!
この集会の深刻な内容があとにひかえているのに、この音楽ドキュメントに吸い込まれて、興奮してしまった。良すぎる。音楽ドキュメンタリーとしても秀逸!
この映画の字幕は、ロマ研究の第1人者 金子マーティンさんがつけてくれた。しかも、大阪弁や。彼らの会話は、ちょうど大阪弁のような訛りだそうだ。

是非
トレイラーをみてください。

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=MDAt5n-PQTQ&sns=em[/youtube]

ここからは、憤懣噴き出す、今もまさにある人権侵害、民族差別の話。

日本は、国連の人種差別撤廃条例を1995年に採択しているが、国連から何年かに一度審査をうける。2001年の始めての審査では、約20の勧告(改善するように)。次は2010年今度は約30になっている。9年前の20個がまだ達成されておらず、さらに10増えたというわけ。日本という国は何も改善したくないらしい。国内に差別を禁止する法律も無いとは、知らなかった。

ここから、朝鮮学校の補助金カットや、高校無償化の対象外しなど人権侵害の報告が続く。慰安婦問題に取り組む団体、移住労働者の支援団体な日本にも多くの違うアイデンティティの人が一緒に住んでいることを改めて感じる。特に、今は在特会をはじめとするヘイトスピーチが深刻な問題になっている。

民族服を着ていると、気色の悪い空気、誰かに襲われる恐怖を感じると語った方もあり、この国はそんなに恐ろしいことになってるんだと、ひと事ではない。誰かが標的にされる風潮は民族問題だけでは無いからだ。

そして怒りを訴えながらも、その先にある共存の希望も含ませた、パンソリを歌った安聖民さん。
力強く、魂のこもった歌声に感動!

人の生きるところにある音楽を感じる時、幸せを感じる。それだけに、その人たちが生きる道を阻むものになってはいけない。

映画の関連情報はこちらへ反差別国際運動のサイト

アフリカから見る

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ジンバブエの工芸を睨み合わせてみた

アフリカンアート展で、高橋朋子さんに久しぶりに会った。6月には、ジャナグルアートセンターの子供達がやってきて、日本ツアーを行う。ジンバブエの伝統音楽とダンスは、いつも素晴らしい。
高橋さんは40年以上ジンバブエに住み、音楽や芸術、子供の教育の支援を続けている。エネルギッシュな魅力的な女性でお姉さんみたいな感じ。

いろんな話をしたが、アフリカから見る西欧諸国に対する苛立ちを高橋さんは訴えていた。
マリに軍隊を派兵しているフランス、マリ政府に要請をされたとか、日本の報道では見るが、アルカイダを制圧するなんて言って、実はウランが目当てなのだと言う。かつての植民地主義はまだまだ生きていてアフリカは搾取され続けているわけだ。
ジンバブエでは今年選挙が行われるようだ。独裁者ムガペ大統領が、民主的な選挙をすると言って何年も保留されていたことが、国民投票で新しい憲法案の是非を問う。これが通ると総選挙。

高橋さんは、子供達が来日する6月頃選挙があるかもしれないが、選挙の時は人が死ぬんだよね。と言う。利権が対立する構図に、血が流れるのだ。子供達、日本にいる方がいいかも知れない。とも。

日本にいると、西側の情報、特にアメリカサイドのニュース報道。
いつまでも遠い国。というのは、知ろうとしないからだ。