今年も、京都の御金神社のこどもみこしの練り歩きと、直会での音曲奉納をさせていただきました。昼の子供みこしは、60名ほどが、「わっしょい!わっしょい!」と大きな声でちんどんとアコーディオンの演奏をからませながら、歩いてまわります。時には不思議そうにアコーディオンを見る子供たち。休憩の時は、ボタン部分をがあっと押さえられるので「怪獣の音~♪」とか言って、遊んだり・・・。
後半戦は、大人のかた相手に、演奏奉納。
この神社のカミサマは賑やかなのがお好きとか。もっと派手にやれ~と宮司さんから声が上がる。ので、演奏もずっと切らすことなく何かを弾いているという状況。
友人の大道芸の後ろでも薄く弾き、音がないと寂しい状況でずっと鳴らす。しかし、思いつく曲を順次弾くのだけど、いやはや修行が足りませんなあ。えんえんと弾けるように精進します。
この御金神社は「みかねじんじゃ」と呼びます。どうも、金運があがったとかのご利益があったかたが何人もいらっしゃって、絵馬も株式や景気のお願い、純粋にお金のお願いを書いているかたも多いです。私たちも奉納であやかりたいところ・・・です。
京都を出たのは11時になってしまいました。いつも修行な毎日です。
デイサービス RINにて、音楽遊び。「寅さん」から「トラジ」(韓国の桔梗の花)まで、トラ繋がりで歌い、そしてロックンロール体操もします。
マイクを離さない青年と負けじと叫ぶてじょん!
いつも賑やかで、大好きな場所です。
しまいに、てじょんは、寝転んで歌うわ・・・。音を切らさずにひたすら、何かを弾きつづけるのは、明日のお仕事もいっしょやなあ。明日は京都へ。音曲届けます!
わが愛する、ナミイおばあ。今年は、私が企画しました。おばあをお座敷に呼ぶが如く、大阪へ、京都へ。今年の2月に石垣に会いに行ったときも、自分が通うデイサービスと違うデイへボランティア演奏にいそしみ、私たち「ケセランぱさらん~音曲パラダイスショー~」とともに歌い遊びました。 石垣島のデイサービでおなじみは、やはり民謡。
ナミイおばあが三線もつとコレ弾いて、あれ弾いてと声が掛かる。
これは、関西でもやってもらわねば!! とがんばってコンサートを企画しました。
是非、多くの方々にご来場いただき、一緒に歌い、踊り、騒ごうではありませんか!!
そもそも、ナミイおばあこと、新城浪さんと出あったのは、本橋成一監督のドキュメンタリー映画、「ナミイと唄えば」を観たことから。この映画のプロジューサーは映画「祝の島」を撮ったハ纐纈あやさん。昨年の大阪公演に聴きにいらしてました。
浪さんの人生は歌とともにあった。今もそう。歌で人を喜ばすことが生きがい。こんなおばあにあってみたい、歌を聞いてみたい。と思いがつのり、沖縄へ。その後2009年関西ツアーを手伝い、石垣へも遊びに行き宴会をし、今に至ります。大好きなおばあ。
92歳の今のおばあを多くの方々と楽しんでいただきたい!
よろしくお願いいたします。
コンサート詳細
11月14日(木) 京都 LIVE&酒 ネガポジ 18:00 open 19:30 start
http://www.negaposi.net/
11月16日(土) 大阪 阿倍野市民学習センター講堂 13:30 open 14:30 start
参加費 2,500円(要予約)
ご予約
京都 ネガポジ tel/Fax 075-252-8856
大阪 深田 tel 050-3707-7313 Fax 06-6349-0409
mail nami@pianocraftwork.com
2013ナミイ唄三線コンサート HP https://www.facebook.com/namikansai
映画「ナミイと唄えば」HP http://www.ne.jp/asahi/polepole/times/sosna/nami/gaiyo/gaiyoset.html
昨年の滋賀公演の様子youtube
南相馬で100人チビちんどん大行進のための仕込み中のてじょん。
やっとこさ枠ができました。100個を超えるチビちんどん。記念に写真を撮りました。
来月、沢山の子供がこれに太鼓を着けて歩くのがとても楽しみです!
10月13日、14日と、南相馬市で開かれる、いちばん星フェスタ2013に100人の子供達とチビちんどん太皷を作り、大行進します!
只今、てじょんが、仕込み中。おびただしい数の塩ビパイプをチビちんどん型に組み立て中。
これを商用バンに積み込んで、他の楽器も諸々積んで走る予定。
今回は、NPO法人兵庫県子ども文化振興協会の方々と一緒に活動。兵庫県の「被災児童・元気アップ事業」の助成を受けてます。
ついこの間の日曜、香川県 大島青松園に、沢知恵さんのコンサートを聞きに行ったところだった。
ハンセン病で、私たちの想像を超える苦難を生きた元患者で詩人の塔和子さんが亡くなられた。
毎日新聞 香川版
http://mainichi.jp/area/kagawa/news/20130829ddlk37040625000c.html
塔和子さんと親交のあった沢さんは、塔さんの詩を歌っている。詩を引継ぎ歌いついでいく。
先日も、体調が悪くコンサートでは、お顔を見ることが出来なかった。
こうして少しずつ、苦難の歴史を知っている元患者さんたちは亡くなっていく。
ハンセン病ってなに?と大人から聞かれる時もある。
その時の政治によって、人が差別され人間として尊重されることなく扱われることがあってはならないのに、何度も公害訴訟(水俣、カネミ油症、三井鉱毒など)は繰り返され、今もまたフクシマで人が棄てられている。それを知らないことのようにする罪は深い。
沢さんも歌う、塔和子さんの詩
「胸の泉に」
かかわらなければ
この愛しさを知るすべはなかった
この親しさは湧かなかった
この大らかな依存の安らいは得られなかった
この甘い思いや
さびしい思いも知らなかった
人はかかわることからさまざまな思いを知る
子は親とかかわり
親は子とかかわることによって
恋も友情も
かかわることから始まって
かかわったが故に起こる
幸や不幸を
積み重ねて大きくなり
くり返すことで磨かれ
そして人は 人の間で思いを削り思いをふくらませ
生を綴る
ああ何億の人がいようとも
かかわらなければ路傍の人
私の胸の泉に
枯れ葉いちまいも
落としてはくれない
1963年8月28日ワシントン大行進で、”I have a dream”の演説があって50年
ジムクロウ法はなくなっても、差別は暗く深いところにある。
しかしキング牧師の非暴力抵抗運動に学ぶことは多い。強い忍耐のいる戦い。
今の日本政府にも学んで欲しいと思う。
私が小さかった頃、幸せな生活を過ごしてた高度成長期、アメリカではワシントン大行進が
行われていた。歴史の事実を自分の環境で想像し実感を得ることはとても難しい。
だから、知る努力を惜しまないようにしたい。
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=SXkuKWoJKTs&sns=em[/youtube]
ドキュメンタリー映画「ひろしま ~石内都・遺されたものたち」
毎年 8・6があり8・9があり、その上3・11 核に脅かされた忘れ得ぬ日。
石内さんの「ひろしま」という写真集を持っていることは、何度か書いた。この映画はNHKですでに放送されたもので、前に観たものと同じらしい。とても良いドキュメンタリーだった。
この映画は、カナダでの石内さんの写真展に焦点をあてている。カナダという国はアメリカとは随分違うらしい。原爆に関するこの写真展を北米初で開催した。
カナダの先住民族の人々は、原爆に使用されたウランを掘作したことを謝罪している。彼らもまた、ウランによって被曝したのにもかかわらず。
石内さんの被曝した方々の遺品の写真は本当に美しく、キュートなワンピースを着て女性が暑い戦時下の広島にいたこと。華美を咎められる時は下に着ていたとも聞く。いつ何時もお国というものが始めた戦争は、民に犠牲を強いるばかりで、挙句に命をも奪う。
そして世界中にヒバク環境が今もあり続け、新たなヒバクシャを産み続けている。
NPTに署名しない悲しい日本。原発輸出という死の商人となった首相のいる国。
この商人は、核廃棄物は日本で処理しますからどうぞご安心をと言い、売りつけた国が核兵器を作れないように廃棄物をため込んでいく。アメリカさんこれで売っていいよね。
世界中に繰り返されたヒバクシャのことをまとめたサイトを見つけた。広島の中国新聞のサイト。以下のリンクで。
世界のヒバクシャ
ハックの家から素敵な絵が描かれたお礼状が届いた。今月におじゃました。岩手県、田野畑村は本当に素敵な場所で、裏には山があり、緑がいっぱいで野菜も新鮮なものが手に入り、田舎に住んだらいいだろうなという良いイメージが全て当てはまるようなロケーション。
ケセランぱさらんの宛先でよく郵便物が届いたなあと驚いたけど、さすが街で変なことをやっていることを郵便屋さんは知っていたのか、無事に届きました!
この絵は、作品展でも素晴らしい絵を描いてくださったたかひろさん、夕美さんによるもの。
耳が聞こえない利用者さんもいらっしゃったのだけど、私たちのハデな動きを楽しんでもらえたとの感想もかいてくださり、何よりです。私たちが誰より楽しんでますから!
暑さに負けてはいられませんわ。
東北行き当日朝。朝一に遠くの仕事へ向う車で音楽を聴く。一枚のCDを丸ごと聴く貴重な時間でもある。
暑かった今朝、あまり体調が良くなくエアコンを切って窓を開け、1時間半ほど車でお客様の御宅まで走っていた。
その時、先日コンサートで聞いた交響曲「HIROSHIMA」を流していた。シンフォニーはダイナミックレンジが広く、窓を開けて走る車の中では聞き取れない部分も多い、その代わり、外の音が一緒に飛び込んでくる。セミの鳴き声。車の過ぎ去る音。轟音に聞こえる幹線道路の音。自分の車のエンジン音。
ヒロシマの夏もセミの鳴く、暑い8月だっただろう。ヒロシマの街にも色んな音があったろう。
妙なリアルを受け止めた。
オーケストラ曲という、最もコンサートホールに相応しい音楽を、他の音と一緒に聞くことで、不思議な感じがしてきた。
音楽の居場所って本当はドコ だろうか?
このシンフォニーを書いた佐村河内さんの中の記憶の音を聞くことが出来る私達。
自然の音。
地べたの人にまみれた音楽。
映画の中で聴く音楽も。
仙台へ向う車中。東北はどんな音楽の居場所か?
と、旅の途中バスの車中で前に下書きしていた記事を思い出した。
結局慌ただしく、演奏のにひたすら走り、通り過ぎる風景に音は感じなかった。
何もなく静かになった美しすぎる海。草原の緑。
でも人の間には、歌や東北の言葉があり、デイサービスでは東北弁のラジオ体操がある。
今朝の新聞でも紹介されました。[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=kTaAtD88O34&sns=em[/youtube]
ケセランぱさらん~音曲パラダイスショー~のときどきブログ