ピナ・バウシュの二つのドキュメンタリー映画が上映される。
2009年に亡くなったピナ・バウシュ。ずいぶん前にたった一回だけ舞台を観る事ができたが、とても素晴らしい世界に惹きこまれた。
映画は、2つ。
一つ目は、ヴィム・ベンダース監督が撮った「pina/ピナ・バウシュ踊り続けるいのち」だ。
公式サイトは http://pina.gaga.ne.jp/top.html
梅田ブルク7で2月25日から。3Dでの上映もあるらしい。わくわくする。公式サイトの映像も美しい。舞台が屋外であったり、これも別のピナ作品なのだろう。魂が息づく。ダンサーの中に宿っているのだろうか。
もう1つは、「ピナ・バウシュ 夢の教室」 40人のダンス経験のない若者に彼女の代表作「コンタクトホーフ」を10ヶ月間で振付けるドキュメント。
ダンスを通じて、解き放つ。音楽でも表現することは、解き放つことにつながるけれど、ダンスはダイレクトに身体表現を使うことで生身の自分をあらわすというところが、もっと生ナマしく、しかしそれを受け取る人にも強烈な印象をあたえるとおもう。
公式サイトは、 http://www.pina-yume.com/trailer.html テアトル梅田で3月17日から公開
どっちの映画も要チェックである。そして、見終わった後に沢山語れる映画となるだろう。
箕面の障がい者スポーツセンターの廃止が昨日撤廃になったというニュースを見た。この施設が廃止されることはおかしいと感じていたので、ひとまずは安心したが・・・
松井知事の前で、関係者がその報告を聞いているニュース画面。廃止撤廃を聞いて、反対を訴えていた人々が涙する。ある人は「ふりまわされたけど、今はホッとしている。」とコメントしていた。
おかしい図だ。橋下が知事時代に虐待された子供のための施設を作るので、障がい者のスパーツセンターは、廃止です。とおどし、松井知事が廃止撤廃という、それでありがたく喜ぶのがおかしいではないか。その当事者の方々に対しおかしいとおもっているわけではない。そもそも廃止がおかしいのに、ふりまわしたことを謝罪しないといけないのではないか。松井さん。いたずらに、利用者の方々を不安におとしれたことについて深く反省してほしいものだ。
障がいをもった人たちへの理解もなく、教育を語ることが出来るのだろうか。丁度、昨日・今日と毎日放送の夕方のニュース番組『VOICE』でMBS特集番組「大阪の教育未来図―アメリカ落ちこぼれゼロ法から学ぶが放送された。アメリカでは失敗した法律と似た大阪の教育基本条例。子供を育てるということはどういうことなのか・・・と考えさせられる。
取材したレポーターの関連する講座が開かれる。
<働く女性の教養講座>「MBS記者のアメリカ・レポ=教育基本条例のゆくえ」
レポーター:斉加尚代さん(毎日放送報道局)
日時:2月28日(火)18;30~20:30
場所:ドーンセンター 中会議室③
<斉加さんからひとこと>
大阪の教育基本条例案が来月にも可決されようとしています。
私が取材で知り合った全ての先生方が「子どもたちのためにならない」と怒りの声を
上げています。教育に必要以上の競争原理を持ち込み、現場の先生方を締めつけて
も、子どもたちの「学力」が上がることはありません。それは、すでにアメリカの学
校改革で実証されていることです。
この機会に大阪の教育改革の未来図をぜひ知ってもらいたいと思っています。
今日のケセランぱさらん
今日は、香芝市の小・中の支援学級の子供さん達と遊んできました。みんな、それぞれ学校で太鼓を作ってきてくれました。
てじょんは、お礼にいただいた作品をもって喜んでおります。チンドン太鼓とみんなの太鼓、一杯鳴らして遊びました。
家に帰っても、太鼓たたいてくださいね。
- tunig tool
調律道具の写真を撮りました。
とはいえ、私の仕事ピアノ調律の道具ではありません。
調律を勉強した頃の同業の人の繋がりで、アコーディオンの修理工房をしているneneroroさんにおじゃましました。
そこで見せてもらった調律道具です。
ピアノとちがい、小さい箱の中に音を出す部品がならんでいます。ハーモニカなどと同じリード楽器のアコーディオンは、リードを削って音を合わせていくという繊細な作業が必要。
約90KGの弦の張力を引っ張り、緩めるピアノ調律と全く別世界。
けれど、やっぱり楽器の構造は気になるし、自分でできることはしたいと思ってしまう。
ロシア製のアコーディオンを修理しているそばに、おじゃまさせていただき作業を見学させていただきまたした。お邪魔になっただろうに。ありがとうございました。
今日ケセランぱさらんは、ご近所の身体障がい者の方が中心に通っている、デイサービスRINさんに伺いました。今回は、これまた行きつけのご近所の韓国料理屋さん「山水野」のママのご紹介で、お店のお客さんで来ていた、RINのスタッフさんがボランティアに来てもいいよと言ってくださったので、楽器をもって遊びに行きました。
山水野のママは、とてもすばらしい韓国出身の方です。ボランティアでチヂミの種を持って、私たちと一緒にボランティアに出かけ、演奏の後に美味しいチヂミを振舞います。とてもハートの熱い女性で、お客さんも常連さんが多いのもママの魅力に惹かれてですね。そして、今日も一緒に行った、山水野の修さん。料理もおいしいけれど彼も素晴らしいミュージシャンでもあります。ギターを持って今日は長淵剛の唄を熱唱。
われわらは、いつものように二胡やアコーディオン、ちんどん太鼓で利用者のみなさんと遊びました。私たちのテーマソングでもある「ヘイヘイブギ」では、スタッフさんも一緒にもりあがっていただきとても楽しい時間を過ごしました。
こうして、また色んな人と出会います。今年も一杯でかけるで。
草間彌生×栗コーダーカルテット に行ってきた。国立国際美術館は、水玉ぶつぶつで一杯だった。
壁面とおおきなチューリップの彫刻の部屋にいる観客は、ぶつぶつの一部と化している。
草間さんの死へ向かう世界を表現するのに鮮やかで明るく、奇妙で愛らしいカタチになっていく感覚。それを、外部の人間は楽しんでいる。アートとは、空間に放り出されてから勝手にその場のものとなっていく。
表現と言うものは、そういうものなのだろう。
カタチが一瞬で消えていく音世界も、動くアートの世界も、記録媒体のなかで、サムネイルのように簡単に圧縮されても本体は、一瞬のものだ。
彫刻や絵も実は生み出された時に一度終わり、また色んなところで、また始まる。
今日は、草間さんのドキュメンタリー映画の音をやった縁で、栗コーダーカルテットのコンサートもあった。力の抜けた音楽に聞こえて、実は非常にハイテクニックのアンサンブル。よく練られた構成。聞こえてくる音に相反する密度の濃さを感じて楽しんだ。
ほんとに音楽って色んなアプローチがあり、聞き手は幸せだと感じる。このカルテットの魅力は、やっぱりバロック音楽の時代みたいにの小さい空間で聞く音楽ということ。CDではなくそばで演奏してくれるのを聞く贅沢。今回も美術館で良かった。
ソウルフラワーモノノケサミットが、2月8日神戸長田の旧二葉小学校(現 神戸市立地域人材支援センター)でライブを行う。
彼らモノノケサミットは、阪神大震災のときに生まれ、また今回は東北でも人々の心の中に残っていくだろう。
このイベントの主催の「FMわいわい」も阪神の震災の後訪れたことがある。多文化共生。色んな人々が住む街。情報から阻害されることなく、一緒に生きていける街になったのだろうか。
長田には、相方のてじょんがなんやかやといいながら細々と8年間、仮設住まいから県営住宅住まいに移ったお年寄りを訪問していた。東北の多くの街や村や原発の問題のある街。時間をかけてずっと人々が繋がっていけばいいなとおもう。
このコンサートの詳細は、以下の通り
■東日本大震災復興支援イベント『満月の夕 風の市―ソウル・フラワー・モノノケ・サミット ライブ』
忘れてへん!17年前の阪神大震災、みんなのために光り輝け、長田元気が一番!!
日 時:2月8日(水)18:00開場、18:30~
場 所:神戸市立地域人材支援センター(旧二葉小)
http://www.tcc117.org/fmyy/soulflower/map.png
料 金;前売2500円/当日2900円(税込・整理番号付) ※中学生以下は入場無料。保護者同伴にてご入場下さい。
※障がい者に付き添いの介護の方1名は入場無料とさせていただきます。( 障がい者手帳を必ずご持参下さい。)
発売取扱・問合せ;FMわぃわぃ 078-737-3196 fmyy★tcc117.org http://www.tcc117.org/fmyy/
前売チケット申込方法<E-Mailでの申込>「氏名」「住所」「電話番号」「E-mailアドレス」「希望枚数」を書いて、 yy778@tcc117.orgに送信して下さい。※チケットは当日17:00より会場受付にて清算・引換となります。受付担当者に お名前と整理番号をお伝えください。
※16:00~東北物産の販売、イモ煮炊き出しもやります!!ライブの前に是非お立ち寄り下さい
新しい楽器を手にするとわくわくする。 この楽器が奏でる音で自分の音世界が変化していくのが分かる。そんなわくわく感とともに、先に進んでいく難しさを感じるこの頃。
東北の仮設で活躍した、鍵盤。あたらしい友達アコーディオン。昨日は、TVのドキュメンタリー番組で平均年齢70歳のチンドンバンドを見た。そうそう。そんな感じもいい。日本のふるーい曲を哀愁をもって演じられる楽器。
けれど、この楽器実は、世界中で古くから大衆音楽の中で使われてきたものだと知った。だから惹かれるのか・・・。沖縄三線も民謡で人々の間に歌い継がれる音楽だが、それにも惹かれる。いまも、好きだが、アコーディオンもまた世界のあちこちの街角で演奏されてきたものだった。
人と人との間にある音楽。これに惹かれる。
生きていくために歌う唄に惹かれる。
だけれど・・・。この楽器曲者だ。左手のボタンを探るのに手首を酷使している。指先に目があればね。どんな曲芸コードだってへっちゃらなのに・・・・。苦しい練習にも耐えます。この音楽を自分に引きつけるために。。。先生どうすればいいのよ~~。
昨年、東北へ行くにあたってピアノやキーボードがない環境で演奏できるように・・と、前から気にはなっていたけれど手を出せたなかった楽器、アコーディオンを始めた。
素晴らしい先生に出会い、「11月に東北へ行って演奏するんです。それまでに間に合うように教えてください。」とわがままな申し出に嫌な顔ひとつせず・・レッスンをつけてくれた。
鍵盤部分はとりあえずなんとかなる。
でも蛇腹の開け閉め(ベローズという)も感覚がつかみにくい。もっとも難題は左手の伴奏ボタンのポジションを覚えること。すべて手探り。コードの飛躍を一生懸命覚える。
ケセランぱさらんは、お年寄りの前での演奏も多いので古い曲、童謡などを中心に練習していった。二胡の伴奏もこれでおこなうので、音の厚みや、伸びる音をどうアレンジするかを考えなければならなかった。
けれど、これとっても面白い。写真の三線もお供だけれど、違う楽器をするとその楽器があう音楽というのにまた出会う。
2月に石垣島のナミイおばあのところへ、このお供をつれて、ケセランぱさらんは旅に出ます。
ピアノマニア。調律師のドキュメンタリーが公開される
スタインウエイの主任調律師の音との闘いはいかなるものかしらん。
シネマート心斎橋で。2月4日より・・
シネマートのスケジュールがでました。
2月4日~10日 11:00 13:00 15:00 19:30 — SCREEN 1
公式サイト http://www.piano-mania.com/
ケセランぱさらん~音曲パラダイスショー~のときどきブログ