pianocraft のすべての投稿

今のジュリーがいい

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=NDXqoo7-NPA&feature=youtube_gdata_player[/youtube]

F.A.P.P(フクシマ アトミック パワー プラント)沢田研二さんの反原発ソング

選挙のうんざりする速報をみつつ。杉並区から立候補した山本太郎の応援演説に立ったジュリーのことを友人から知った。今は「ジジイ」と自分で言う64歳のジュリーは、とても良い年を重ねていて魅力的。

選挙は敗れたが、全ての政治的イシューの根元に原発をとめることがまず必要と訴える応援演説は、以前から反戦、9条護憲の歌を歌ってきたことからも頷ける。

明日から、選挙後の日本が始まる。これからこそ、無関心は許されない

といいつつも、アコーディオンで「Indiffence 無関心」を弾いてみた。

ホントに何を求めているのか

さて、選挙が近い。新聞を見ていると予測の数字がでている。
うんざりする。正直、ホンマにそういう日本の行く場所をもとめてるのか…

アジアの中で、共存共栄していくことより敵に抗する方法論をまず考えるのか。
経済状況がよろしくない日本の中には、その不満のはけ口ともいえる浮遊する悪意あるいは憎悪が存在するようだ。

経済活動として戦争する国アメリカのように、戦争ビジネスしようと言うのだろうか?

同じ論理で、沖縄の米軍基地を支援し、原発を存続すると。

気持ちが凹むので、マガジン9条のブログパーツをサイドバー下にはりつけました!

ひろみちゃん LIVE全開!

20121208-213224.jpg

20121208-213232.jpg

ポスターとLIVEセットリスト(Nちゃんありがと♬)

いや~~今年も楽しませてくれましたあ!!
昨年と同じトリオだったけれど、今年の作品の「MOVE」がよくてトリオとしての熟成もあってか落ち着いた演奏、そしていつものエキサイティングなカオと足の加わった演奏とが両方聞けて、観れて、体感できて最高だった。

強烈に連続するピアノの両手オクターブと同時にユニゾンされるアンソニー・ジャクソンのベース。時に挑みかかるようにピアノに向かい、時に最上級のピアニッシモを奏でるために指を置く。
自在に操り、我が手中におさめたフルコンサートピアノ。

何よりも素晴らしいのは、今夜、この時間にしかできないただ一度の演奏、LIVEが意味のまま自分の生きている実感であるというひろみちゃんの言葉。
そして楽しそうに弾き続け、ホールにエネルギーを降り注いでくれること!

毎年、彼女のツアーは12月にある。今年の残り時間が気になる頃、人々がなんやら意味もなく忙しい季節に、そんなことを吹き飛ばしてくれるエネルギーを聞くものに与えてくれる。
元気がでるピアノ。このキャッチフレーズは本物だ。

ああ、いい夜だった。

東北の手仕事展

20121208-212803.jpg

20121208-212816.jpg

日本中、いや世界中にピアノを届け、またJAZZピアノを弾き、平和や環境について語り、旅するピアニスト河野康弘さんに教えてもらって、大阪天満宮のすぐそばで開催されている東北の手仕事展に行ってきた。

岩手県の人達の手作りの暖かみのある作品が展示、即売されている。
再生のための歩みは、止まることはない。
けど、昨日は、ひどい余震で心配した。NHKのアナウンサーが叫ぶ、避難の呼びかけが胸をしめつけた。この心配をかかえつつコンサートに向かったのだが……

みんなが、東北の人達の色んな面に触れる機会は今後もっと必要なのかもしれない。
忘れないよ。

日時 12 月 6 日 (木)~10 日 (月) 11 時~18 時半まで

場所 杉 de あんじょう亭
  (大阪市北区天神橋2丁目1-22、中央カラ―現像所内)
地図 ← クリック
交通:地下鉄谷町線または堺筋線「南森町」駅,
または JR 東西線「大阪天満宮」駅 3 号出口,
天神橋筋商店街を南へすぐ。

主催: 東北の手しごと展実行チーム (日本建築家協会近畿支部有志)

特別協力: 風の布・パピヨン(風工房)

連絡先: 東北の手しごと展実行チーム
間工作舎一級建築士事務所内
Tel & Fax: 06-6856-4510

遊んでくれてありがとうね

調律の仕事が終わって、お家を出るとき「遊んでくれてありがとうね」と声をかけてくださった。
なんだか、不思議な言葉だけれど嬉しい。

色んなお話をしたから。
調律師そのものが、存在として奇妙なのかもしれない。

ホント随分いろんな方々と色んな話をしてきた。

ご来場有難うございました!

20121126-210704.jpg

この25日耕さんで、楽しくLIVEさせていただきました。

ご来場の皆様たいへん有難うございました。

いつもとちょっと違うメニューで、手作り楽器は、ちんどん太皷だけで、二胡や好きな歌を中心に演奏させていただきました。
ケセランぱさらんの別の魅力がだせたでしょうか?

後半は、GIVE A LITTLEでも久しぶりに70年代アメリカンrockをアコースティック中心のセットで、参加しました。Vocal MIKIのええ声のサポートがうまくいったでしょうか?
やっぱり演らせてもらえる幸せを一杯感じました。

ライブします!

ちょっと、準備に忙しく…結局告知が遅くなりました。
このところ、映画のことしか書いてませんでしたが、音楽もゴソゴソ勤しんでいました。
ので、久しぶりにライブします。両方のユニットに鍵盤触ります。

ええ歌いろいろLive in 耕
1.Asian world musicから昭和歌謡までに二胡・キーボードユニット
ケセランぱさらん~音曲パラダイスショー~
2.Vocal Mikiを中心とした70年代Rockユニット
Give A Little
対バンでのライブをします。
日時11月24日土曜日 open 午後6:00 start午後6:30
場所 耕
チャージ 投げ銭
お時間のある方は遊びに来てください。

耕・自由席
〒533-0005
大阪市東淀川区瑞光3-6-25
℡06-6328-7116

最寄り駅
地下鉄今里筋線 瑞光4丁目駅より徒歩約3分
阪急京都線 上新庄駅より徒歩約15分

営業時間:9:00~18:00
定休日:土曜午前中、その他不定休

http://space.geocities.jp/kougallery/sub2.htm 耕アクセスHP

辰巳芳子さんの映画「天のしずく」

20121109-225406.jpg

映画は静かだ。辰巳さんの手が大きく映し出される。野菜を絞る手、ヘラを操る手。
玄米のスープが煮えるガラスの鍋ががスクリーンいっぱいにあらわれる。

美しい。命を繋ぐものが生みだされる瞬間に立ち会うような、ワクワクする気持ち。
映画の映像から命の恵みが浸み出してくる。

辰巳さんの核心をつくことば、言葉。
すべてが命の癒しにつながっていく。

ご自身のお父様の嚥下障害の介護から生み出された「命のスープ」
ちょうど3・11後の春から始まる映像は、命というものを意識せざるをえないのだけど。

辰巳さんのスープは、緩和ケアに関わる医療者にも広がっている。
人の「生」の仕上げに飲むスープ。「仕上げ」という表現は、初めて聞いたけれど、確かに心地よい言葉だ。終末期医療とかいうけど、終わりでなく、仕上げ。
震災や事故で急に命を絶たれてしまうのは、惨いことだと思う。けれど、辰巳さんの食の営みのように毎日の食が丁寧に紡ぎ出されていたなら、いつ命が途切れても自分なら悔いはないかもしれない。送る方になるのは辛いが、それだけ食のこと努力しているだろうかとそれはそれで、自戒する。

この映画のもっとも大きな出会いは。邑久の長島愛生園の宮崎さんと辰巳さんの出会い。
宮崎さんが、ハンセン病で16歳で入所して友達になった人が、ガンのために食事をとれなくなってしまった。そこで、辰巳さんのスープのレシピで命のスープを届けている。
お互いに80歳を過ぎないとわからないことが多いことを共感しあっている場面。
宮崎さんがやっぱり生きないといけないのだと語る時。
命は続く。

映画で出会ってほしい。
辰巳さんの凛とした姿、深い思いのこもった食べ物を観て感じるために…

このところ3本映画を見たけど。どれもいいけど。この映画は、こころの中で熟成するだろう。

ミシェル・ペトルチアーニ が映画に

20121015-233958.jpg

生まれた時から骨が折れているという、障がいを持った、天才ジャズピアニスト。
36歳で残念なことに亡くなってしまったけれど、素晴らしい演奏、見事なテクニックは音や映像に記録され、人の心に刻まれている。

女性がとても好きだったようで。女性と音楽が彼の短くも急いだ一生の宝物だったようだ。
でも、女性たちから憎まれていなかった感じで。どんなチャーミングな人だったんだろう。
映画の公開が楽しみだ。

大阪はテアトル梅田で 10月27日より
情熱のピアニズム
公式サイト http://www.pianism-movie.com/index.php

映画「生き抜く」公開

20120926-235620.jpg
南三陸の人々を追ったドキュメンタリー

南三陸の人たちが住んでいる仮設集会所で、おばさんが「この映画を見てください。」とチラシを持ってきてくれた。地元の方々は、もうご覧になったようだ。

大阪の人が来て、この映画を撮ったときいた。MBSの制作だった。TVでも放送されているのを見た覚えがある。震災から一年の人々を追ったドキュメント。

南三陸の人たちも自分たちのことを知って欲しい。そんなおもいが伝わってくる。

映画は、十三の第七藝術劇場で10月6日から公開される。
公式サイト 生き抜く
映画館のサイト第七藝術劇場