今日は、昨年、東北での演奏場所を探していた私たちに沢山御協力頂いた。
ジャズピアニストの河野康弘さんと再会。
高槻の春日老人福祉センターのコンサートでエネルギー溢れる演奏を
聞かせてくれた。
今までは、東京のジャズピアニストの…と紹介していたけれど。昨年の震災以降
関西への引越しを考えておられ、今年になって京都に来られた。
放射能からの避難のためだ。
東京都から関西に避難されている方も何人かお会いしたことはある。
線量の高い所もあり、まだ収束できない福島原発が次にダメになったら、
距離的にその影響に対する恐怖は、想像できる。
今、まさに福島第一原発4号機の燃料プールが冷やせなくなっているという。
東京と大阪、危機感は離れているようだ。東北も地震が収まらないし。
関西も大飯原発を動かそうなんてやめてほしい。
河野さんは、日本中旅をしている。送ったピアノも国内では140台を超えるそうだ。
海外にも200台以上。ピアノの救世主?環境のためにも大切な木を切って作ったピアノ
を簡単に捨てないで…という発想は、私達調律師にとっても共感できる。
東北にも贈られたピアノは、新しい弾き手によって音楽を響かせているのだろう。
この国で音楽をいつまでも、いつまでも出来るように