5月5日、神戸 湊川神社。ギリヤーク尼ヶ崎さん。路上舞踏。
83歳の舞踏家の今を感じたくて、神戸へ向かった。
2時の開演といっても、情報はネットで自分で探すしかない。でも恒例の連休、関西公演には多くの常連と思しき方々が静かに神社の地べたにすわって待っていた。
大道芸人中の大道芸人。ギリヤークさん。
その舞踏はこのひ最後の演目「念仏じょんがら」で息をつめるほど、すごく素晴らしく魅入った。
水をアタマからかぶり、土のうえをころげ、もだえ、膝すわりで祈る。多くの方のための祈りの儀式のように、強い力で走り、はいずる。
路上の音楽・路上の舞踏。に強烈に惹かれる。ずっとずっとそこに居たいようなそんな思い。
終演後に握手をしてもらった。終ってほっとされたのか、大変な膝の状況。ペースメーカーを入れた胸のこと、この公演に向かうのが辛くて途中でやめたくなったこと。
でも、最後に「念仏じょんがら」がやれて本当に良かったといっておられたこと。
88歳の米寿、88回逮捕されて、記念の50周年を迎えたいとおっしゃっていました。
体をご自愛して、来年もお会いできるのを楽しみにしています。
そして、翌日はアコーディオンをかかえて、一人で温故知新演奏会(発表会です)でGeogia on my mindを弾き歌いしました。いつも、Ray Charlesの昔のコンサートポスターを眺めて、これでええかな。いやいや心がこもってないしな。けど、余裕が全くないしな。と悩みながら練習したわけです。けど、舞台より路上がええな。
ロマミュージシャンを目指します。(今は衣装だけ・・・)