大阪 空堀 大阪市中央区谷町6丁目5-26複合文化施設「萌」3F にて
30日に一弦ギターを作るワークショップをします。遊びにきてくださいね。
詳細は、ギャラリーあーとらぼ さんサイトへ
http://artlab926.exblog.jp/20998567/
空堀ワークショップフェス2013年 11月 18日
空堀ワークショップフェス
あーとらぼのワークショップです
・面白楽器「一弦ギター」世界に一つだけの自分の楽器を作ろう
11月30日土曜日・①11:00~ ②13:00~ ③15:00~ 各回10名
費用 800円
持ち物 手持ちのお絵書き文房具 (水性マジックなど)
世界に一つだけの自分の楽器
今回は講師にミュージシャンであり、いろんな手作り楽器を作っている「ケサランぱさらん」さんを迎え、楽しく面白い楽器を作ります、楽しいトークといろんな楽器の紹介もあり、最後は皆で作った楽器でミニミニ発表会をします、時間があればもう一つ面白楽器を作れるかも。
申し込みは
06-6764-5772
menat@nifty.com
大和川園で、音曲遊びと美術遊び
こちらに通所する障がいを持った方たち、もう大人の人たち。楽しく過ごすために
一杯チンドン太鼓を持ち込み、鍵盤でメロディー♪
ロックンロール体操から、へいへいブギまでお決まりのノリノリコースで
やってきましたー。。
絵を一緒に描いている間は、パリ風にアコーディオンで音楽をバックに弾いてみました。
16日大阪
浪さんは、人が好き。
どんなに知らない人でも、浪さ〜んとなつけば色んな話をして、疲れ知らず。これは驚異的。
お家で昔の話をしていた。
お母さんが亡くなって、何回忌かの時。その頃土葬だった石垣では、墓から法事の時に取り出して、3人ほど骨を外す人、洗う人、拭く人がならんで、遺体を綺麗にし骨壷に納めた。
まるでお母さん、生きているような髪だったので、子供の浪さんは触って見た。するとズルっと外れてしまったのよ。
その時子供のナミイは、お母さんのとばらまを聞いた。確かに、お母さんが歌ってる。
亡くなってしまったのだけど、歌は聞こえる。
お母さんは歌が好きだった。お母さんは、お前も歌いなさい。歌って生きて行くのだよと歌う。
何処から聞こえるのかな?と思ったら自分の頭の中で聞こえた。確かに聞こえた。
昔は、死んだ人が、残した人に心を伝えるために、とばらまを歌ったそうだ。それが聞くひとは、どこかその人のゆかりのところに佇み、耳を傾けていたという。
お母さんの話をしていて、浪さんは泣いてしまった。
お母さんが、歌うことを教えてくれた。こんなして生きていけるのもお母さんのおかげ。と。
時に、幻想的な風景だ。
けど、娘の初枝さんは昔は本当にキジムナーみたってよ。と言うし。
きっとヤマトにはない魂のゆらぎが島にはあるのだろう。
カミサマのご縁。
浪さんの周りにはいつも歌の名手がいて、歌が一杯。
聞き覚えた曲は数千曲。
ウタがつなぐ。繋いだものは受け取らなくてはならない。
遠慮したら福が逃げるそうだ。
今度はナミイ歌本から自分が歌い継ぐ曲を選んでやって見たいと思っております。
新城浪さん、92歳。
2013年京都ネガポジで始まり、ハルカスのそびえたつ阿倍野まで。
毎日一緒に移動し、食事し、おしゃべりし、唄い、踊った日々。
2月に石垣を訪問した時に決めた、今年は私がおばあを大阪に呼ぶからね!といった約束を果たすため、準備を進めてまいりました。
企画を一から建てて、チラシ作りから、航空券の手配、コンサートの場所探しと一つ一つクリアしながら、後は集客や!とプレイベントも行い、がんばったかいあり朝日新聞の宮田記者にいい記事を掲載してもらいました。
おかげで、年配の方や、沖縄出身の方、おばあに元気を分けてもらいたいという方々の目に止まり、大勢のお客様に浪さんと縁を結んでもらいました。
おばあは毎日元気に唄い、色んな話をしてくれました。
初日京都の終演から大阪へ帰ったのは、午前1時半。翌日は昼公演のため、朝も起きてもらいました。翌日も朝早く、会場入りしないと、舞台設営に時間がありません。
私も準備に連日3時ころの就寝を繰り返し、体はカチカチになっております。
今回も、大きな力を発揮してくれたのはおばあのコンサートの同志、清水彩月さんです。
銭湯音頭は毎回、会場を沸かし。おばあの歌詞をフォローし、お話を引き出し、時に掛け合い漫才のごとく会話はすれ違うことも。彩月さんにしか引き出せない絶妙なおばあの反応も、綿密な打合せで私たちが選曲に苦労したことをすっとばしてくれる方向へ、全く違う展開もありこれまた、とても面白かったです。
彩月さんあっての舞台パフォーマンスでした。おばあは、舞台上では、カリスマですが、何を歌ってもらうか、何を話してもらうかは準備あってこそなのです。
今回、おばあは生きることの大切さを、愛しさを繰り返し言っていました。
「縁徳をもち花をさかせなさい。」「馬鹿が年とるもの。年をとらないようにしましょうね。」縁を結ぶ徳。「自分のカミサマをよろこばるために唄いなさい。」
「2009年に出会って、3回も大阪でこうして会えるのも、カミサマの働き。」
浪さんのデンサー節。9つで売られて~から始まる歌。
9つで竹の棒でたたかれながら覚えた三線は、いつかお座敷では上手に踊り、唄うこともがいると評判になり、100名のお客も迎えたとか。けれど、学校行っても金になるのか?と買われたおかあさんに言われ、学校へいかせてもらえなかった。お友達もいない。今では考えられない、子供時代。
戦争でお金をためておじさんが、浪さんを石垣に連れ戻してくれた。
その後、お父さんの働くサイパンへ。テニアン、ロタにもあったサトウキビ工場のためにサトウキビを育てる生活。現地の先住民の子供とお友達になり、15歳ころよく先住民の子供のお家やお祭りに呼んでもらって一緒に、唄い、踊る。腰みのしかつけない子供たちから、お前も同じようにしろといわれ、一緒に遊んでいたが、お父さんにそんなまでするなと言われた。やっぱり、現地の先住民は差別的な扱いだったのだろうね。
浪さんの話はまだ続く。
つづきは明日。
今朝の朝日新聞で掲載されました。
浪さんのコンサート明日、京都 ネガポジからスタートします。
夜のLIVEもまた素敵!
お座敷芸者の浪さんの本領発揮です。
ネガポジのご予約 まだ明日、当日でもOKです。
⚪️11月14日18時 開場 19時半 開演 ネガポジにて
地下鉄烏丸線 丸太町⑤出口東へ5分
ご予約075-252-8856
⚪️11月16日 13時半 開場 14時半 開演 阿倍野市民学習センター 講堂
大阪市営地下鉄 あべの 下車 7号出口 あべのベルタ3階
ご予約 050-3707-7313
いずれも参加費 2500円
11月10日日曜日、東淀川区の北大阪朝鮮初級中級学校のオータムフェスタがあります。
私たちケセランぱさらんは、地域交流公演として少し演奏もします。そして、ゴマの葉ごはんを販売します!他にも沢山色んな食べ物、バザールもあります。
午前中は、初級中級学校の公開授業も見学できます。中々、ふだん足を踏み入れることがない方も、気軽に参加してほしいですね。
ケセランぱさらん~音曲パラダイスショー~のときどきブログ