68回目の沖縄慰霊の日

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Flikerより

沖縄をおもふ

68年前
辛い記憶。子供時代に見た、聞いた、匂った 沖縄戦
青年の時の恐怖に満ちた時間。
オジイやオバアたち、PTSDの状態であるという調査結果
今も聞く、米軍機の音。 誰も忘却を許してはくれない
心穏やかな眠りも

内地から胡散臭い顔ぶれがやってきた
これ以上 何を奪う?

久々観た2本のDVDは・・・

映画 「ジプシーキャラバン」
映画 「ジプシーキャラバン」
映画「カティンの森」
映画「カティンの森」

土日と、久し振りにDVDをレンタルして観た。
1本は、ず~っと気になっているロマの人たちの音楽ドキュメンタリー。「ジプシーキャラバン」アコーディオンに出会ってから知ったパリミュゼット音楽のルートになる、ロマ(一般的にはジプシーの方が知られた名前)の音楽。このジプシーキャラバンはアメリカで各地のロマの音楽家をあつめてツアーを記録した音楽ドキュメンタリー。それぞれのミュージシャンのバックグラウンドも彼らの住む場所でドキュメントしてロマの人たちの状況を補足している。

やはりインドにルーツを持つからか、ルーマニヤやマケドニア、スペイン、インドと各所から来ていても歌いまわしに似た様な部分もあり面白い。
けれど、音楽家としてロマは各地で影響を与えたが、多くの地域と同じく音曲、舞踊は最下層の賤民扱いを受け、実際に移動することの多かったロマの人たちは、盗賊団のイメージが強い。差別にさらされて生きている。けれど、その音楽は素晴らしく躍動的で、実際に色んな祭りの音楽家として生活をしている。彼らの村では、あちこちで楽器の練習をしている。演奏が始まると、歩くのがやっとの幼児も踊る。歌い踊り、生きる。この力強さは人間の生きる力そのもの。

そしてもう1本は、「カティンの森」厳しい映画だった。わかってはいたが、観た後やっぱり言葉も出ない。公開時に見る機会を逃していた。
第2次世界大戦下のポーランド。ドイツとソ連に占領された。西と東。ソ連には、ポーランド兵の中でも将校以上のクラスが集められ捕虜になり、ソ連領のカティンの森で虐殺される。ドイツは敗戦国となり、ポーランドはソ連寄りの新生ポーランドとなったが、ソ連はこのカティンの森の虐殺はドイツ軍の仕業だと発表した。
カティンの森事件の追悼式典について、ニュースは見ませんでしたか?2010年にプーチンが追悼式に参加。この映画の監督、アンジェワイダさんも参加。ソ連が現在も謝罪はしてないとwikiに解説がある。
 
引用すると、2010年4月7日、プーチン首相はポーランドのトゥスク首相と共にスモレンスク郊外の慰霊碑に揃って跪き、さらに事件を「正当化できない全体主義による残虐行為」とソ連の責任を認めた。ただし、ロシア国民に罪をかぶせるのは間違っていると主張し、謝罪はしなかった。

映画では、実際のニュース映像も含め、虐殺の現場がはっきり描かれています。
戦時の虐殺であるから許されるものではなく、だから戦争状態にならないように努力するというのが人間の知恵の有り様だと強く感じる。

この2つの映画の共通点は、ロマもナチスドイツのホロコーストの犠牲になった虐殺された民だったこと、ポーランドでは、もう1つ西側の同郷のポーランド人どおしでユダヤ人を殺害した事件もある。人があるひとつの集団を殺害する理由は、支配下で分裂統治された生き残る民と滅亡する民を役割し、お互いを憎悪させることで支配効率を上げること。

今も気をつけないといけないときがある、ある特定の人たちを憎悪する時だ。
それは、何故なのかよく考える習慣を持ちたいと思っている。
嫌う理由。好きな理由。考えたい。

アリラン展 そして、ミンパクは楽し

アリラン展展示
アリラン展展示

横山ホットブラザース

流しのおじさん

万博公園の国立民族学博物館へ、アリラン展の会期が迫っているので駆け込んだ。
少しのスペースで展示された。アリランへの思い。カバーバージョンの面白さ。7月からは
韓国文化院(大阪)に巡回されるようなのでもう一度見てもいいとも思う。
ジャズ版のは、面白かった。昔アメリカで録音されたもの。

アリランはもともと地方のものだったけれど、韓国の国歌ほどに知られるものとなった。でも色んなアリランが伝承されており、労働歌としてや伝承のお話に沿ってや、色んな思いを載せている歌だ。私たちも歌わせてもらっている。

そして、ミンパクといえば時間のある限り、駆け足で常設展示を見る。
音楽のコーナーには、ありました。横山ホットブラザースの若かりし写真。
今も流しをしてる、おじいちゃん2人組。こんな人の間にまみれた音楽をやっていきたい。と今は思っています。

見るもん多いな~。何時いってもあきない。
けれど、ロマの人たちの展示がないか尋ねたけれど、前はあったけれど今はないとのこと。ヨーロッパのコーナーでロマの人たちのことちょっとでも取り上げてほしかったな。

ジャナグルの子供達がやってくる!

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ジャナグルの子供達が、ジンバブエからやってきます!全国ツアーの中から、関西で学校公演以外の一般の方が参加できるスケジュールをUPします。

神戸では、ジャナグル率いる高橋朋子さんの講演会もあります。アフリカは、遠いけれど友達になれば近い国になります。ぜひ、貴重な機会!子供達が歌い踊るジンバブエの音楽を感じてください!

スケジュールは下記に
6/12 水 兵庫県神戸市  ★灘区水道筋会館 講演(高橋) ☆ 078-871-1818
6/14 金 兵庫県神戸市  ★灘区水道筋 うどんの店「な也」 ☆ 078-861-5674
6/15 土 兵庫県神戸市  ★モトコー博物館 問合せ プラネットアース ☆ 050-3716-3540
6/16 日 大阪府豊中市  ★豊中エトレビル5階ステップホール 
詳しくはHP ジャナグルアートセンター