東北2012 その1

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道の駅 そうま

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南相馬市 仮設住宅

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南相馬市 福寿園

9月21日、朝から伊丹空港を発ち仙台空港より、レンタカーでこのツアーを開始した。
メンバーは、演芸・音楽チーム 交遊亭楽笑さん ケセランぱさらん。そして健康体操チーム。
まずは、南相馬市をめざす。
南相馬市でお世話になる、南相馬いちばん星プロジェクトの星さんと待ち合わせ、社協でボランティア登録をすませ、仮設住宅へ。
仮設住宅では、集会所で色んな方が健康のお話をしたり、お茶をした孤立しないような工夫をしている。我々、演芸・音楽チームもまず1回目。賑やかしを…こちらの方々は控えめの感じ。

次は、かしま保育園におじゃまする、3・4・5歳児さんが60人ほど待っていてくれた。子供向けに、楽笑さんは、バルーンアート。私たちは、さんぽやアンパンマンなど、そして面白楽器を持ち出して一緒に遊ぶ。とても、ひとなつっこく、素直な子供たち。可愛かった~

けれど、園長先生からは、深刻な状況を聞く。目に見えない放射線の脅威は、影響を受けやすい子供たちに迫っている。園庭は、2回除染。プールは中止。外遊びは、保護者が許可した子供だけ、しかも時間制限付きだ。舞台の幕の後ろには、ぎっしり支援物資の水が積み上げてあった。ここでは、空気も水も安全ではない。給食は、百万円以上する食品の放射能検査器で1時間以上かけて食べ物を粉砕してからでないと測ることができない。検出基準以下ではあるけれど。

南相馬市も沿岸部は、津波被害が大きい。けれど、原発が未だ終息せず、この先の見通しが立たないという不安は人々を追い込んでしまう。星さんのような、再生のために踏ん張る人たちを応援したい。

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