三浦太幸堂さんに行ってきました。

三浦太幸堂さん 作業

ピアノ調律師の仲間で会があり、楽器を制作しているところを見学させてもらうという企画。
今日は、京都の三浦太幸堂さんにおじゃました。
HPはhttp://www.miura-taikoudo.com/

ちょうど、湿らせた皮を締め付け、音の調整をたたきながら行い、びょう打ちまでの工程を見せてもらった。
和太鼓の見事なくりぬき胴にしっかり牛さんの皮が張られている。
今日の太鼓は張りかえの依頼らしい。

お話では、だんじりの太鼓の皮は5年ごとに張り替えることが多いらしい。けっして5年で破れるからという理由ではなく、音の変化にともない張り替えを決めるらしい。各町によって、好みの音があるらしく、代が変わればそれも変わることがあるということを聞いて、つくづくだんじりがその町にとっていかに大きな意味合いをもっているか、太鼓の音がアピールポイントになっていることを感じさせる。

太鼓は、いまでこそコンサート会場で聞くことも多いが、民衆の中のもの、あるいは祭礼のものである。
こういう楽器の成り立ちは無条件で引きつけられるワタクシ。

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