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2010年12月12日
映画「いのちの林檎」
「いのちの林檎」予告編
公式サイト http://inochinoringo.com/index.html
化学物質過敏症という名前は、少しは知られるようになってきているのかな・・と思う。シックハウス症候群とか・・。名前だけは。でも、患者さんを直接知っている人は少ないだろう。彼らは、外の世界を自由に動けないのだから、必然的に出会うことは少ないことになる。
今週の週刊金曜日が、この映画を取り上げていた。
http://www.kinyobi.co.jp/
私の友人の親族にこの患者さんがいて、それでこの病気については多少アンテナに引っかかっている。しかも、自分もアレルギー持ちなので全く他人事ではない話でもある。
どんな病気も人の病状を想像したり、理解するのは難しいことなのだが、特にこの病気に関しては知らない人にとっては本当に不可思議なものではないだろうか?
映画「いのちの林檎」を見たいと思うが、関西の上映スケジュールが決まっている様子はない。自主上映という形しかないのだろうか。予告編を見る限りでは、患者女性の本当に過酷な生活状況を描いているようだ。この患者さんたちは息をするのも大変なのだから。その患者さんに希望をあたえた食べ物が無肥料・無農薬の自然農法でつくられた木村さんの「りんご」であったという要素が、この映画に命のつながりの可能性を感じるような気がする。
木村さんの林檎も有名なのだと初めて知った。
不可能を可能にした農法であると。
木村さんの 公式サイトhttp://www.akinorikimura.net/
映画みれないかな。
投稿者 pianocraft : 16:38 | コメント (0) | トラックバック
2010年12月02日
今年はいちだんと・・・上原ひろみ
11月30日サンケイホールブリーゼでStanly Clark Torioを聴きにいく。
約一年に1回、魅せてくれる上原ひろみちゃん。今年は、大御所とのツアー。
2009年に発売された、「JAZZ IN THE GARDEN」の感じで演ってくれるか行く前から期待大だった。
このギグは、期待を裏切らず、それを遥かに越えたパフォーマンス!圧倒された。
それには、ちょっぴり訳もある。抽選で手に入れたチケットが、A列左手で、ひろみちゃんを下から眺める位置。ソロが絶好調になっていくと、強烈なトリルや連打を繰る返し、それと連動するように右足が小刻みにリズムを刻んでいく。
激しさを増して、ゲンコツ、肘打ちを繰り返した後、ぐっと後を振り向いた歯をむき出した、「がおっ」という顔を拝めてホントに幸せだった。
しかし、スタンリー・クラークのファイト溢れるソロは、素晴らしかった。
若いひろみちゃんとずっとツアーに出ていて、疲れを知らずというか、よりパワフルに
なったのだろか?打楽器のようにアップライトベースのネックを上から、駒の下まで縦横無尽に使い切り、時には美しいボーイングも聞かせてくれる。
二人の駆け引きにレニー・ホワイトの渋いドラムが絡む。
ジャズトリオの演奏として、こんなにエキサイティングな経験はなかったわあ。
とてもとても、素敵な、いや~良かったわあとしかいえない演奏だった。
毎年、違う姿でパフォーマンスするひろみちゃん。来年は、どんな感じなのかしら?
ソニック・ブルーム、ソロ、トリオ、さて、次は何するのかな。
実に楽しみな人です。