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2011年03月20日
涙そうそう・・泣いてもええねん。けど考えて動きたい
3月11日から、がらがらと変わった日常。
阪神淡路から16年、炊き出しをしたり、仮設をまわったり、イベントしたり、その中から手づくり楽器で(材料がみじかなもんでも楽器ができるという)被災地をめぐることで始まった、私たちのボランティア人生の初めの一歩だった。人生を変えた1995年。けれど、何度もあった災害のなかでも、とりわけ多くの人の人生を動かす、震災が起こった。
TVでインタビューする人々のことば、顔、被災者の人も、救助に当たっている人もみんな傷つき、ぎりぎりの状況がインタビューに答えるときに表情を崩すことからも伝わる。涙そうそう。 泣いてください。苦しいから。
できることをしよう。と多くの人が力を出し合っている。やりましょう。私も。
この震災にはもう1つ大きな被害の側面がある。原発による、放射性物質による災害。
この記事をかくまえ、2月には「祝島」のことを書いた。
予期したわけでもなんでもなく、ずっと原発のことは不信だった。
原発にかわるエネルギーの模索については専門的でわからないことも多かった。
これから、経済の仕組みを越えて、転換に時期が来ていると強く思う。
毎日繰り返される、原子炉の図による解説などを見たり、聞いたりしていて、いかに自分が原子力発電の仕組みについて無知であったのかを知った。
しかも、自分の住んでいるエリアの関西電力は、50%も原発依存しているということもいまさら知った。恐怖とともに、新たなエネルギーに対して具体的動きをしなくては大変なことになると切実に思う。
祝島の方々も、いっそう強く反対してください。考えたいリンク集。
祝島島民の会blog
原子力資料情報室 http://cnic.jp/modules/fukushimaNPP/
エコレゾウエブ 田中優×小林武史緊急会議 (1) http://www.eco-reso.jp/feature/cat1593/20110318_4983.php
同 (2)http://www.eco-reso.jp/feature/cat1593/20110319_4986.php
投稿者 pianocraft : 2011年03月20日 21:17
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コメント
pianocraftさん、お久しぶりです。
熱源や物資を積み込んで被災地に向う信頼できるチームのことを聞き及び、物資を買い集め義援金と共に送ることができました。
批判や文句は後回し、と思いつつ原発に関しては怒り沸騰。
被災の状況を見ては涙を流し、原発のニュースに接しては怒りと恐怖、という日々です。
自分が唱えていた「原発反対」も、いかに口先だけのものだったかも思い知りました。
こんな事態になってさえ、大阪の多くの人たちが原発に関しては全く「人ごと」といった感覚であることにも驚いています。
自分にできる「具体的な反対行動」を模索し、今度こそ一歩を踏み出さなければいけませんね。
投稿者 りん : 2011年03月21日 20:16
お久し振りです。コメントとても嬉しいです。
義援金に物資と、当座まだまだ足りないものもありますが、がんばりどころは、自分達の足元にもたっぷりある。
問題が山積していると、深く思います。
「今こそ、踏み出すとき」という力強いりんさんの言葉に後押しされるように、行動を模索したいと思います。
恥ずかしいことながら、全国レベルでの、原発依存のパーセンテージしか頭に入っておらず、今回関西電力の依存率を見てびっくりしました。人智の及ばない暴走するエネルギーはごめんです。
投稿者 pianocraft : 2011年03月22日 22:07