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2010年10月19日
韓国ツアー!!
韓国 原州市
一年ほど準備をして韓国の友人、黄ちゃんのために歌の仲間、ピエロの「のりぴ」
玉すだれや手話落語の交遊亭楽笑さん。相方のてじょんと共に原州の福祉団体を訪問。歌や芸能を披露させてもらった。写真の商店街でもストリート公演を行って、道行く親子連れなどに足をとめてもらった。何してんだろうという感じで、遠巻きにしていて、やがて近づく。
「カルゴリ愛の村」という福祉団体は、色んな施設を運営している。そこに、日本で高齢者がよく使用しているシルバーカー(手押し車)を2台寄付もしてきた。
代表者の郭先生が日本で、高齢者が自分でシルバーカーを使って行き来しているのを見て是非、韓国にも欲しいとコリアボランティア協会に申し出たことから、このことを知り、みんなで持っていったわけだ。
韓国は楽しかった。なんといっても人との交流が楽しい。食事に行っても、まったく知らない人ともハグして友達になる。気持ちを表すのにテレのない韓国の人たちと近い距離感を気持ちよく思った。ちらっと歌ったり、バルーンで動物やお花を作ってあげたりしたらとても気に入ってくれた人がいた。
原州という場所は、政府に対して野党勢力の強い土地柄だそうだ。民主化運動のときも激しく抵抗したようだ。「朝露」作者のキム・ミンギさんも原州在住と後で聞いた。
赤狩りでは、親族など血縁まで徹底的に追い込まれたようで、済州島の3・4事件のように日本にも多く流出したようだ。ソウルに対して、反骨の街。
よけいに気に入った。実は、5年ほど前にも訪問しているが、黄ちゃんを訪ねて、街をうろうろ散歩したり、皿洗いボランティアをしたりはしたけど、街のことを知るのは初めてだった。市場も、観光化しておらずとても美味しいマンドゥック屋さんにも感動。
たっぷり入って300円ほどと、公共料金と食費の安いことにはいつも驚く。
人と人が繋がること。これは大切なことだ。国の政治や大局がややこしい方向に動いても人と人の間にある友情で間違いをおかさないかしっかり見据えよう。
また、次は何ができるだろう。いつのことだかわからない次の機会をまた考える。
投稿者 pianocraft : 2010年10月19日 23:17
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