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2009年02月20日

視覚障害の方々と遊ぶ

今日は、大阪府視覚障害者福祉協会高齢部の総会の余興に呼んで頂き、懐かしい歌を二胡やピアノや歌で一緒に楽しく過ごしました。

見えない方々とガイドヘルパーの方々。全盲の方が多い集まりなので、言葉を発しない限り、何をしているかわからないので、楽器の説明や衣装の説明も触ってもらって、体験してもらった。

二胡という楽器を、見える人達は初めて見てもどういったものかを大体知ることができる。説明も簡単にすれば理解していただける。けれど、見えない人たちは、それがどんな形で、どうやって音がでるものなのかさっぱりわからないだろう。

演奏中に自由に触ってもらって、少しは感じをもってもらえただろうか?

今日は、友人の交遊亭楽笑さんと一緒なので、後半は彼が勤めてくれたが、お客さんが高齢者で、音声情報しかたよることができない舞台という現場では、ゆっくりしゃべる。間をとる。という気遣いがとても重要だと教えられた。MCは、相方のてじょんがおもしろ可笑しく、ええかげんなことをしゃべるのだが、つい早口で話してしまう。

よく、見えない人を前にした舞台で感じるのは、舞台に静かに誰かがいてもさっぱりわからないので、お互いの私語がおさまらない。あたりまえだ、始めますといわなければ誰かが何かしてくれそうなんだと知ることができないからね。特に、始まりの間合いなど、私たちは実に多くのことを視覚に頼っていることを知る。

楽笑さんは、手話落語をする人だ。見えない人に、手話を教える。かたちをゆっくり、声の表現も色んな音色で笑いを誘う。この人の優れた個性は、こういうときにとても人を惹きつける。
みんなと一緒になって笑い、歌い、また新しいつながりの場を与えてもらい。今日も、感謝です。

来週2月26日も、高槻で赤大路小学校で「ふれあい早春トーク」で出演させていただきます。
高槻市人権まちづくり協会HPhttp://blog.zaq.ne.jp/jinmati/category/4/

投稿者 pianocraft : 2009年02月20日 22:37

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コメント

おもしろそうな体験ですね。目の見えない方が写真を撮ったり,「ハンディ」という名前をとったら,かえっていろいろなことを感じて楽しいこともたくさん知っている人,となるかもしれませんね。音も目を開けて聞いているのと,目を閉じているのではぜんぜん違います。見えない人に手話を教えるという楽笑さんという方のお話,聞いてみたいです。教えてもらえることがたくさんありそう。

投稿者 KATEK : 2009年02月22日 18:17

KATEKさん、こんばんは。

私たちが当たり前と思っていることは、体がフル稼働して感覚を脳に伝えてるからなんですよね。少し考えてみると、心臓が一秒たりとも止まることなく、生まれてから死ぬまで動き続けてるなんてなんて強靭で、大変な仕事をしてくれているか、気づきます。

何かの機能がないことを想像することはとても努力の要ることですね。
楽笑さんは、どこでも呼ばれたら手話落語や人権講座にでかけます。学校での講演も多い人ですよ。東京まで呼んでやってください。

楽ちゃんのブログは、http://msrakushou.exblog.jp/

投稿者 pianocraft : 2009年02月24日 21:40

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