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2008年11月08日
がんサバイバーと筑紫哲也さん
昨夜、NHKの番組で「輝け 命のリレー」と題した番組が放送された。
実は、友人もこのリレーウオークに関わっていて放送を教えてもらったのだった。
「がん」とういう病気は、いつも死をイメージさせる、私の血縁者だって2人がんに侵された。私もいずれはそうなるかもしれないと、ずっと思ってきた。最近になって、私も年を重ねてきたせいか、がんと闘う人が近しい人で何人もいる。とても多い病気なのだ、しかも今では、サバイバーの方も沢山いらっしゃる。
直る病気として「がん」は、捉えられるようになった。けれど、闘病生活は、辛く、ご本人とごく近くにいない限りその苦しみがどういうものであるのか、理解はしずらい。「がん」に対する理解を広め、当事者には、生きる希望を持てる社会をつくるために、支援をしていこうというのが「リレーフォーライフ」だ。
実は、「リレーフォーライフ」もよくは知らなかったのだけれど、この番組がよく紹介している。
NHK大阪放送局のリンクから、放送した日本各地のリレーフォーライフのビデオ映像、HPをたどれるようになっている。
がんは、24時間眠らない、だから24時間リレーをしながら、歩きつないでいこう。
リレーフォーライフは、がん患者だけでなく、がんに取り組むお医者さんの支援も行っている。
みんなで、がんを考える。医者もよりよい医療でがんと闘う助けとなるように一緒になって取り組むという姿勢には、とても強い絆を感じた。来年は、是非一緒に歩いてみよう。
関西のリレーフォーライフは、芦屋で行われている。
リレーフォーライフ 2008芦屋
http://rfljp.net/hp/ashiya/2008/
この番組をみながら、筑紫哲也さんのことを考えた。
私は、朝日ジャーナルから、筑紫さんの存在を良く知るようになった。その後、週刊金曜日の編集委員となっているが、新聞では、金曜日のことは触れられてないな。
忌野清志郎もがんと闘っている。筑紫さんとも交流がありショックだったとコメントが載っていた。
ブログ友達のりんさんの、コメントを思い出す。「よく生き。よく死ぬ。」とは・・・と。
一緒にやってるバンドのギタリストが、がんではないが、リューマチと闘う友人にかけた言葉を私は、忘れない。
「俺らこの年になってな、好きなことせんで何すんねん?」
リハビリもかねてギターをいつか手にしてほしい、そしたら一緒に音楽しようよ。と私も思う。
どんな病気になっても、サバイバーでいよう。そして、よく生きよう。時間が来るまで。
苦しみは、広く・薄く大きく広げて、いろんな人に持っていってもらおう。楽しいことは、うんと濃く、とことんやろう。
投稿者 pianocraft : 2008年11月08日 10:25
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