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2007年12月29日
今年がすぎていく
クリスマスの頃。ちいさな近所のお店でアジアのごはんと一緒にフォルクローレを聞いたり、相方とインドの料理を食べに行ったり・・・と、ちいさな「ホッ」する瞬間はいくつかあった。
けれど、クリスマスに今はピンとこない。ゴスペルをやってたころは、フルスロットルでオンシーズンを歌いまくっていたけれど。
まあいいか、大概季節感を大切に生きてる感じがしないものな。
ブログつながりのりんさんは、料理といい、生活といい、とっても忙しいのにちゃんと季節の楽しみをしっかり味わってる。自分の生活に味気なさを感じる瞬間とでもいうのかな。いい感じにしっかり生活してらっしゃる。
今年も数えるほどになったけれど、そんなときにオスカーピーターソンが亡くなった。
上原ひろみがオープニングアクトをした日本公演が最後の来日になった。そのときにコンサートホールでベーゼンドルファーピアノを弾く、オスカーを観て、聞いて、あらためて魅力を感じたものだ。
私は、ジャズのピアニストではこの人を多くは聞いてこなかった。それなのに印象深いピアノだった。
そういえばベーゼンドルファーピアノも、11月には倒産、売却先はヤマハとも言われている。
人がこの世を去るように、いろんな物事が時とともに、あるいは突然、形をかえたり、消え去る。
この間は、ブットさんが暗殺された。ビルマで長井さんが撃たれた。人の死の形は選べない。
来年、とはいえ、時は一続きに、私の生活と同じように連綿と続く。
投稿者 pianocraft : 2007年12月29日 23:23
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