2007年05月22日
結局、誰を救うのか?
仕事でであったピアノ猫
全然関係ない、写真をのっけてしまったが。うんざりするような、出来事がつづくなか、猫のほうが幸せに生きてるかも・・とか思って。
ところで、民法改正で、300日規定が変わった。でも、救われない母子を多く取り残している。
この300日規定については、たんぽぽさんのブログに経緯が詳しく書かれていて参考になる。
たんぽぽの涙~運営日誌 http://taraxacum.seesaa.net/
民法改正をして欲しいのは、こればかりではなく、夫婦別姓という問題もある。
これまた、夫婦別姓を待つ身さんのサイトが、追い続けている。知らない方は一読して欲しい。
資料も充実している。
夫婦別姓資料館 http://fb-hint.hp.infoseek.co.jp/index.html
憲法の改定の問題が、暗雲のように立ち込めていて、あまりにも大きく圧迫されてる感じがするなかで、私たちの身近な法律でさえ、救いを求めるものにやさしくない。そもそも、安倍内閣の美しい国キャンペーンが、古い「家」制度を復活させるような精神性の上になりたっており、その中には、女性の自由を奪うという意図があからさまに見えている。
家族は、家という単位のもとに強固に成り立っていると本気で思っているのだろうか?
そのほうが、国民を戦争にかりたてるのに便利だからか?個々人をまとめることが難しいなら、家単位、学校単位、地域単位と強制力を発揮していけばいいと考えているのだろうか?
一方、今、沖縄では、辺野古の米軍へリポート建設のたまの調査を阻止しようと、市民グループがずっとカヌーをだして調査に抗議をつづけている。そこへ、海自まで乗り出して、調査を支援するということに
大きな抗議が起こっている。自衛隊まで出して、市民運動を威圧するつもりか?ということ。これは、国の姿勢をあらわすものだ。今日の国会でも質問がでていたが、安倍総理の答弁は、実にまとをはずれたものであった。本心を隠してるからさ。
ちゅら海をまもれ! 沖縄・辺野古で座り込み中! http://blog.livedoor.jp/kitihantai555/ のブログで日々をつづっている。
命をまもる。安心して暮らす。希望をもって生きる。そんな、本当にささかやな私の生きる望みを今の日本は奪っている。
投稿者 pianocraft : 2007年05月22日 22:55
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コメント
こんばんは。
アンジェリーナ・ジョリーさんがまたベトナムの孤児を養子にされたとか。
この方のファンというわけでもないし詳しくも知らないのですが、そのしなやかな生き方にはあこがれます。
アジアやアフリカから来た養子たち、そしてパートナーと、その人との実子。
素敵な家族の有りようです。
そういえば映画『約束の旅路』でもエチオピア人の主人公はリベラルなイスラエル人夫婦の養子として育ちました。実子も2人いて、これまたいい家族でした。
日本では国はもちろん残念ながら個人も「家」や「血」に固執する傾向がたいそう強いようです。
それから沖縄のこと。
この15日にあった米軍嘉手納基地をつないだ手で包囲する基地返還のアピール運動、人数が足りず今年は「鎖」がつながらなかった、と知って愕然としました。
思わず出た「行ったら良かった!」の言葉に夫がすぐに「そら、無理やろ」
う~ん、無理かもしれない。
気にかかるだけで何もしていないうしろめたさを感じていたのですが、pianocraftさんのエントリー(前回のも含めて)、「書く、考える」といったことも大切だと改めて思った次第です。
投稿者 りん : 2007年05月23日 22:59
「安心」や「希望」があってこその暮らしですよね。沖縄や女性や子どもなど,どこか端っこの部分からの視線でみることが,生活を守ることになるんだなと思います。ジェンダーフリーバッシングも強くなる中,男女の足の引っ張り合いもごめんです。「共生」をめざすヨーロッパを見習いたいです。
投稿者 KATEK : 2007年05月24日 21:20
「安心」や「希望」があってこその暮らしですよね。沖縄や女性や子どもなど,どこか端っこの部分からの視線でみることが,生活を守ることになるんだなと思います。ジェンダーフリーバッシングも強くなる中,男女の足の引っ張り合いもごめんです。「共生」をめざすヨーロッパを見習いたいです。
投稿者 KATEK : 2007年05月24日 21:21
katekさん、こんにちは。日本の国では、里親になるのがむずかしいのでしょうか?試しにHPで、里親を検索してみてショックを受けました。上位に表示されてたのは、ほぼ犬や猫などの里親に関するものだったのです。
いろんな肌色の子供に囲まれて、アンジェリーナとブラピの夫婦は幸せなのでしょうね。
沖縄についても、「人間の鎖」は報道で知ってましたが、繋がらなかったのか~~。残念。Katekさんの気持ち、とってもわかります。相方さんのつっこみもちょっとほのぼのだけど。
けれど、「ぼやき」ばかりもだめですね。と自分でも少しあせる日々です。
投稿者 pianocraft : 2007年05月25日 17:53
りんさん、こんにちは。
「共生」というものは、ホントに高度な人権センサーを持ってないとできないのでしょうね。お互いを認めていくということは、そんなにも難しいことなのでしょう。今の日本は切り捨てていく社会です。プレカリアートの人たちも生きることに必死です。経済的な生活も守られていない状況では、他の人に心をかける余裕も生まれません。悪循環を起こして、暴力的になることもあるのかもしれないです。
本当に「共生」するためには、国が人を切り捨てないことですね。
投稿者 pianocraft : 2007年05月25日 18:01