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2007年03月24日

技術者というものは・・

3月、4月といえば、総会シーズン、年度初めの会議やらなんやらが、続く。

本日も、一つ総会が終わり、懇親会にも参加した。

ピアノ調律師と一口に言っても、仕事の仕方もフリーや社員や、嘱託やら色々。仕事の対象もコンサート中心から家庭回り中心など、あるいは、修理工房で各種の修理をする人やら、おもに調律ばかりの人年齢もさまざま。

けれど、会が和むと、やはりピアノの話。それも、細かい話、道具の話いろいろ。
だんだん、熱が入ってくる。けれど、学ぶことが多い雑談タイム。こういう、雑然とした時間が、いつもは一人でピアノに向かい、考え、工夫を凝らしている技術者たちにとって大切な情報交換の場となる。

本来、変わり者の多いという感じのピアノ調律師なのだけれど、それは、それぞれのこだわりのせいなのだろう。この職業について、このように多くの同業者と交流することはかつてはなかったのだが、何らかの役にあたったせいで、本当に個性的な人々のありように気づかされる。

やはり、人は面白い。
ピアノを弾く人のためだけにある職業。これだけで充分変わってるけどね。

投稿者 pianocraft : 2007年03月24日 23:51

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