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2007年01月24日
映画の話題
映画「グアンタナモ 僕たちの見た真実」より
一つ目は、今朝の朝日新聞にも載っていた、パキスタン系の英国青年2人。友人の結婚式にパキスタンに行ったので、隣の国のアフガニスタンに人道支援ができないかと立ち寄ったとき、アメリカの空爆がおき、北部同盟に捕らえられ、アメリカに引き渡されて、グアンタナモ収容所におくられて、2年間をすごした。その間の虐待などを映画化した、「グアンタナモ 僕達の見た真実」ドキュメンタリーではないが、評価が高い。
彼ら本人は、日本でヒューマンライツ・ナウやアムネスティでも報告会があったようだ。
アメリカが戦争によって何をしてきたかを、また映像で知らされることになりそうな、映画だ。
大阪では3月3日より、ナビオTOHOプレックスで
公式サイトは、http://www.guantanamo.jp/weblog/index.html
もう一つ、週刊金曜日で知った映画。
「善き人のためのソナタ」2006年ドイツ 監督フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
東ドイツの秘密警察の国家保安省のシュタージという人物が、盗聴をする任務についている中で心が変化していく様子を描いているようだ。金曜日に載っていた監督のインタビューでは、悪いことをする人が「モンスター」と決め付けるのは良くないといっている。普通の人間も間違った道を歩くときがある。
迫害する側とされる側。そんな微妙な関係もこの映画で見てみたいと思っている。
大阪は2月17日から シネリーブル、京都は、3月3日から 京都シネマ
もう一つ気になっている。
「みえない雲」2006年ドイツ グレゴール・シュニッツラー監督
原作 グールドン・パウゼヴァング 「みえない雲」小学館文庫刊
これは、原発事故のベストセラー小説の映画化。チェルノブイリを思い出す。これは、他人事ではないです。
大阪での公開は、時期未定 第七藝術劇場
さて、忘れないために書いたけれど、3つともドキュメンタリーではない。けれど、重みがありそうだ。
投稿者 pianocraft : 2007年01月24日 22:18
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コメント
こんばんは。
相変わらず映画情報、重宝させて頂いています。どれも観たいです!狙っていた『ダーウィンの悪夢』と『長い散歩』は鑑賞済みです。アフリカのことは映画を通じて知ることも多いですが、『長い散歩』にもザンビアからの帰国子女が登場していて(ちょっと不自然な設定でしたけど)、帰宅してからザンビアについて少し調べたりしました。
若い頃は読書量も多かったのですが、最近は映画の比重が高くなってきました。年齢?による想像力や理解力の衰えを映像は随分助けてくれます。
でも観っぱなしでは何もなりません。じっくり考える為にも鑑賞後のブログへの記述は有効かもしれません・・・。
「休止中」のご配慮、本当にありがとうございます。これを見たときには衝撃に近いくらいのものがありました・・・。
『お伽草子』の復活はありませんので、どうぞお気遣いなく削除して下さいませ。
ただいま変身の試み中ですが、うまくいって再びpianocraftさんの前に登場するときは別人となっております。(まぁ、ばれてしまう可能性も高いように思われるのですが・・・)
投稿者 hana : 2007年01月25日 20:28
hanaさん、こんにちは。お元気ですか?
「ダーウイン・・」も観ようと思ってます。でも私は、見ようと思っていながら、見逃すことも多く、せめて書いておこうと思ったりしていて。
「御伽草子 休止中」は、わざとです。どんな形でも、書きたい気持ちと意欲がわいてきたときに、いつでも、どこでも、誰であっても書き始めるのが、hanaさんでしょうから。どこかに復活を見つけたら消すとしましょう。
投稿者 pianocraft : 2007年01月25日 21:37
こんばんは。
こちらのエントリーで『善き人のためのソナタ』に興味をもちました。昨日に鑑賞することができたのですが、とても良い作品でした。自分のブログの方に拙いものですが、感想を書きましたので一読していただけましたならうれしいです。
ご案内、ありがとうございました。
(映画がとても好きで、時間を見つけては鑑賞しています。その割には情報収集に不熱心なので、こちらでの紹介、いつも感謝しています。)
投稿者 りん : 2007年02月19日 20:12
りんさん、こんばんは。
この映画が、たぶん良いものであろうというのは、監督のインタビューで、におってました・・・。今年はドキュメンタリータッチのフィクションがはやりなのでしょうか?でも、まだ映画館にいけそうでいけない。わたしたちの知らなかった東ドイツの生活に興味シンシンです。
投稿者 pianocraft : 2007年02月20日 23:32
こんばんは。『グアンタナモ』みました。嘘みたいな話でした。こんな捏造が今現在もあるのかと思うと怒りがこみあげます。「ダーウィン」「善き人」「見えない雲」はみていません。「善き人」はまだチャンスありなのですが・・・映画って見始めたらきりがありませんね。でも,いろいろな見方を知りたいし・・・うずうずです。
投稿者 KATEK : 2007年02月22日 21:48
KATEKさん。こんばんわ。大阪より一足先にご覧になったのですね。アメリカがグアンタナモで、アルブレイブで、どんなことをしてきたか。戦争であれば何をしてもいいのか?そこには、差別意識があるからではないか?と日本が侵略したときも同じようなことが、いつも戦争の暴力とともにあるのではないかと感じます。私も、公開されると行きますね。
投稿者 pianocraft : 2007年02月22日 23:14