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2006年12月16日

クリスマスは、バースデイ

今日は、Harlem JP choir のクリスマスコンサートに出かけた。自分が出ていない舞台。歌う仲間を見て、聴いて、美しい笑顔を見て嬉しかった。他では、感じられない家族がでてるような暖かい気持ちで一曲、一曲を聴いた。愛する仲間とあえて本当に嬉しかった。

ハーレムの持ち味は、明るさ、力強さだと思っているが、今日は、イエスキリストの誕生日・クリスマスを祝うコンサートなので、しっとりめの感じだった。場所が、神戸バプティスト教会だったせいもあり、暖かさや、賛美の雰囲気はとてもよかった。今回も、ハモンドB3オルガンを弾く、愛すべきブッチさんの出すサウンドは、一気に雰囲気を、アメリカの教会に連れて行ってくれる。

B3オルガンは、レズリースピーカーを使用し、ラッパのような部品がくるくるまわることで、音をかき回す、早くまわすと、たくさんのビブラートが発生して、ぞくぞくする。教会が、カトリックではカテドラルで天空に響き渡る、パイプオルガンの音や、ミサ曲で賛美の気持ちを高めたように、ゴスペルでは、B3オルガンが欠かせない。ブッチさんの手にかかったら、コード一発、抜群の魅力だ。大好きな音を重ねてくる。

わたしも、最近購入した、NORDのSTAGE88もオルガンサウンドが充実しており、fastのボタンを押すと、回転が速くなる効果が得られる。ピアノ系、シンセ系、オルガン系と音を積み重ねていくことができて
お気に入りのシンセだ。

このクリスマスシーズン。あちこちでゴスペルコンサートが行われる。まさにゴスペルシーズン。クリスマスがイエスの誕生日であるということは、クリスチャン以外は、あまり気にしていない。特に日本で祝うクリスマスは、サンタであり、ケーキであり、きらびやかなクリスマスツリーだ。宗教行事ではない、特殊なクリスマスがこの国の多くの家庭に根付いている。
けれど、一度考えてみて欲しい。この日本の文化が、異文化を飲み込むように上澄みや、うわべの習慣だけを取り入れるならば、異文化のもつ宗教や、人々の習慣も柔らかく理解して欲しい。難民に対する、日本の政府の冷たさ、中国残留孤児を切り捨て、経済界だけの顔色をみているような政治。
共生を拒む見えない境界線。

あなたは隣人を愛してますか?

投稿者 pianocraft : 2006年12月16日 23:38

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