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2006年12月12日

マデリン・ペルー ~極上の冬の歌声

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マデリン・ペルー「ハーフ・ザ・パーフェクト

このCDを買ったのは、CDショップで「歌声」を聞いてしまったから・・・。前作「ケアレス・ラブ」のエントリーでも書いているが、ビリーホリデイのようなやわらかな歌声。それを聴いただけで彼女の声とわかった。早速、買って、今よく聴いている、たぶんこれからもよく聴くだろうCDになった。

今回は、ジョニ・ミッチェルやニルソンの曲を取り上げていたり、少し歌い方や声が違った感じの曲もある。でも全体を通して、じつに柔らかい、暖かい冬のクリスマスシーズンには最適のアルバムに仕上がっている。

この声はホントに魅力があるのだが、バックの演奏もとても粋だ。オルガンやウーリッツアーピアノやシンプルなパーカッションなど、少ない音とやさしい音に満ちている。こんな音楽ができたら幸せだな。
「声をはらない」タイプの歌い手。ゴスペルやソウルの唱法と反対側にある。語りかけるような歌声。
なにせ、力がはいっているときに、このCDを聴くと、「なんや。あほらし」と思ってしまいたくなる。あるいは、お酒に手が伸びてしまう。そんな、リラックスのための音楽にもなる。
こんなCDにであえると、本当に幸せな気分。

投稿者 pianocraft : 2006年12月12日 21:59

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コメント

なんだかわたしも聴いてみたくなりました。ジョニ・ミッチェルは,好きなんです。でも違う歌い方や声のもいいだろうなって。お気に入りのCDに出会ったときってほんとにうれしいですよね。

投稿者 KATEK : 2006年12月14日 21:54

KATEKさん。いつもコメントありがとうございます。
このCDは、いい感じです。ゆったりと聴くのにもってこいです。

投稿者 pianocrft : 2006年12月15日 21:08

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