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2006年12月12日
経団連という怪物
仕事から帰り、夕刊を見て、がっかりした。<経団連 「希望の国」構想原案 憲法改正や「愛国」盛る>
いわゆる「御手洗ビジョン」というものである。
○法人税減税
○消費税2%増税
○憲法は戦力不保持を含めた「9条2項」の見直し、自衛隊保持の明確化、集団的自衛権を行使できるように明らかにする
と、書いていた。
今日のニュースで、同じく関連の経団連が提案し今年6月に厚生労働省が素案として出した「ホワイトカラーエグゼンプション」に対し、過労死で家族をなくした遺族の方々が反対の要請を厚労省に出した。
この案は、いわゆるホワイトカラー労働者に対する労働時間規制を適用免除(exempt)すること、またはその制度。wikipediaより
この二つのニュースは、国が経済の力をもっているものを優先し、国民を切り捨てていることを確信させるものだ。過剰に労働しても、ワーキングプアーは生まれ、セイフティーネットなどどこに存在するのかさえわからない。国の意向にそい、政治献金がスムーズに行われるようにしようとする経済界。
御手洗という人は、キャノンの人だった。しまった、プリンタを買ってしまった。
政治は、国民を自由に操ることのできる憲法をもとうとし、中国残留孤児や難民などに不寛容で富士山のように人々が捨てたゴミだらけの国を無理やり「美しい」という。
安倍政権に変わって、書くのもいやになった国政の行方。けれど、教育基本法の改定についてまだ、再考するように求める署名もネットで行われている。署名はコチラでできる。
今、安倍政権の支持率47%、40代~50代は不支持が多い。
変化というは、突然くるらしい、周到な準備をへて・・・・。そうなる前にできること、すること、監視すること、しっかり見つめること。息が抜けない毎日だ。むしろ窒息しそうな毎日の気分。
力をください。小さいアリのような市民にも。
投稿者 pianocraft : 2006年12月12日 01:14
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