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2006年08月17日
求人募集
以前も、子供が中学のときに自衛官募集のチラシを持って帰ったときにはブログにのせた日付を見ると、去年の1月だ。
MLでしった琉球新報の記事。hanaさんの息子さんにも募集がきた自衛官募集を思い出す。
この自衛官募集のDMは、住民基本台帳を閲覧して高校生に向けて送られたものという。保護者から苦情がでている。
この記事の最後の那覇の母親の言葉が象徴的だ。
>那覇市内の県立高校に通う息子に、ダイレクトメールが届いたという40代の
母親は「息子は資料請求もしていないのに自衛隊からのダイレクトメールが届き、
赤紙が来たみたいだと話していた。親としても不愉快だ」とまゆをひそめた
赤紙。徴兵される感覚。まさに、この国の政治の今の空気を物語っているように感じる。
まず、政治家の子供から勧誘をしたらどうですか?華氏911でマイケル・ムーアが議員に向かってさかんに米軍の勧誘を行ったように。
週刊金曜日では、8月4日号で「息子は自衛隊に殺された」という記事がある。戦場に送り出されなくとも、自死という形で「いじめ」によって殺される。
自分で死ぬ以外に逃れられない苦しみを自衛隊から受けた、家族の告発がこの記事である。
軍隊というのは、大なり小なり人間性を失うことを教えるというのは知ってはいる。一方的な正義のために
何の疑いもなく、人を殺すことができるように。そんな人間に誰がさせたい?また、きわめて暴力的な環境で、お互いの人間性も守られないそんな組織というものがあっていいのか?
自衛官が殺人マシーンであるといいたいわけではない。だって日本は、他国へ行って戦わないのだから。
どんな残酷な軍人だって、まもりたい家族の命というのがあるとすれば、誰の命も奪ってはならないというのが原則だ。人が人として、普通の感覚を取り戻せる。それが国の単位であってもまたそうだと思っている。
投稿者 pianocraft : 2006年08月17日 22:01
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