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2006年07月07日
似たもの同士
北朝鮮のしたことが、日本に及ぼした影響といえば、米軍再編への強い後押し。あるいは、憲法改正へのいくつ目かの一歩となったというか・・・やれやれだ。それから、日本のにすむ在日朝鮮人の人々への悪影響がでなければいいのに・・・とひたすら願う。
敵を作っておくと、人をまとめるのが容易だ。本当の敵ってなんだ?
このミサイル発射実験によって、日本の中でも「総連」と「民団」が和解を撤回した。
それ以外の軋轢もこの2つの団体にはまだ、多くあったのだろうけれど。
最近、知り合いが国籍を朝鮮籍から韓国籍に変えた。それで、めでたく韓国旅行にいける。
「やってみたら、ひょうしぬけするほど簡単だった」そうだ。
非常に近い関係ほど、こじれると泥沼化する。これは、国という大きなレベルから、ごく個人的な人間関係においてまで、隅々まで・・・。
けれど、市井の人々はもう少し賢い。自分たちの生活が組織の中でだけあってはいけないと知った人たちがいる。今日のNHKの関西クローズアップという番組で、在日社会にミサイル発射実験が与えた影響を追っている。姜尚中さんがゲストで話していた。自分たちの生きていく国は、この日本だ。ということを前提に、日本の中で日本に住むいろんな人とコミュニティを作らなければならない。という考えを持った人も増えていると伝えていた。
違うという認識のもと、付き合うと、似た部分を面白がることがあっても、非常に近く、点より面で接してると少しの違いが許せない違いとなる。といったようなことを感じる。
パレスチナとイスラエルも兄弟宗教で、あるがゆえか。ガザ地区への攻撃はやまない。多くの、普通の人が軍隊によって殺される。血がちかいほど、反発するように。怨念のように許しあうことがない。
かくして「ラブ・ミー・テンダー」首相は、まったく別物の国、アメリカに尻尾をふりつづけて、任期を終えようとしている。大変な不良債権(の社会体制)を残して、去っていくのか・・・。
ミサイル実験のおかげで、Xバンドレーダーの基礎データの収集に役立ったとか・・。
けれど、決して私たちを守ってはくれないということは、わかっている。
投稿者 pianocraft : 2006年07月07日 21:50
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コメント
こんばんは。北朝鮮問題,長引きますね。長くじっくり冷静に話が進めばいいのですが,日本の政治的パフォーマンスが前面に出ているようで,いやな気分です。パレスチナの問題も,民族どおしの「憎しみ」が拡大し暴力的になっていくのをみていると,つらいです。憎しみの連鎖はもうたくさん!!
投稿者 KATEK : 2006年07月13日 20:25
KATEKさん、こんばんは。
全然、ブログを読んだり書いたりできない状況でした。
仕事の後、書類を作ったり、発送したりを連日していたためでした。
その間にぶっそうな発言がでたりして、本性がみえみえです。
みなさんのブログめぐりで時間を取り返さなきゃ!
投稿者 pianocraft : 2006年07月13日 21:09