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2006年04月05日

よんよんコンサート 終了

昨日、日本ピアノ調律師協会関西支部主催の「第6回よんよんコンサート」が行われた。
スタッフとして関わり、一段落なのだけれどまだ、仕事は残っている。

「よんよん」とは何を意味するか?と言えば、1年中のいろんな日に意味付けされているひとつで、よんよん=4月4日 ピアノ調律の国際基準ピッチA=440HZにちなんで、4月4日はピアノ調律の日と決められている。語呂合わせだ。

その日を記念して毎年、各地で日本ピアノ調律師協会のイベントが組まれているが、関西では新人演奏会という形式をいままでとってきた。
関西の9つの音楽大学の新卒で学校から選出された演奏家が出演する、フレッシュな演奏会。
演奏内容は以下のとおり。
神戸女学院/ストラビンスキー ペトルーシュカ第3楽章謝肉祭の日
同志社女子大学/グノー 歌劇「ファウストより」、トウレの王、、宝石の歌
相愛大学/ラヴェル 夜のガスパールよりⅢ.スカルボ
大阪音楽大学/ヴィエニャフスキー 創作主題による変奏曲作品15 
くらしき作陽音楽大学/パラキエフ イスラメイ-東方幻想曲
武庫川女子大学/プロコフィエフ ソナタNo.6 Op82、第3第4楽章
大阪教育大学/スクリャービン 、ピアノソナタ第5番Op53
京都市立芸術大学/シマノフスキーソナタ第2番作品21、第1楽章
大阪芸術大学/ラヴェル 夜のガスパールよりⅢ.スカルボ

とはいえ、裏方をやっていると大方のスタッフは演奏を聞くことができない。
チケット交換ブースに座っていたわたしは、コンサートに来る人達とは接することができた。
こんな人たちが来るのか。という感じで。
このコンサートは新卒のこれからと言う人たちに、いずみホールというすばらしいホールで演奏できるという機会をつくる目的もある。どんどん羽ばたいてもらいたいと思う。
調律師というのはそういう音楽家(だけではなくピアノを演奏するどんなひとでも)を影で支えるのが仕事なのだから。

投稿者 pianocraft : 2006年04月05日 11:02

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