« Lightning In A Bottle | メイン | 反戦歌 SMAP Triangle »
2005年11月19日
親もすてたもんじゃない
あんまり、自分の身近すぎる話を書くのは控えているのが、今日久しぶりに保護者会というの出かけて、なんて親ってがんばってるだ~と思った。
子供の親をやっていると、その年に応じた子供の心の変化や気持ちを、子供が時には叫び、時にはつぶやき、時には普通に話していることを親がキャッチしきれないことがある。そうやって、立ち止まって、当たり前の道からハズレて歩こうする子供に対し「なんでこうなる」「どこが悪かったのか」と考え、自分を追い込んだり子供を追及するという時期をへて、ささえになることを決意した親達。
これが、今日あった多くの子供の親達の姿だった。
こんな親の会は、他にあまりないだろう。特に、何事もなく、毎朝学校に行き、学校社会と折り合いつけて生きていける子供達の通う学校には。
管理的に子供を扱うのは、簡単だ。彼らを一人一人みないですむから。
けれど、わが子供ももう一つの学校~オルタナティブ・スクール~に行っている。
彼らには自由はある。けれど、自分のことを自分でコントロールしなくてはならない。自由というのはもっとも大変な生き方なのだ。
白紙の画用紙を前に、呆然としていたことがあった。子供の頃、何を描くか見つけられないでいるとき。
ここに来る、親達は子供に育てられる。無理難題を子供に突きつけられるから。苦しみを抱え込んだり、うつになってしまうことも有るだろう。でも、人間は高いハードルを前にしたら、やはり乗り越えようとするだろう。そんな、こころから子供を思う親達がここにいることに、何だか安心する。
そうそう。「勝ち組」「負け組」なんてくそくらえだ。ユニークで幸せな生き方ができることが、人間らしくいきることなのだと思うね。
投稿者 pianocraft : 2005年11月19日 23:31
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.pianocraftwork.com/mt/mt-tb.cgi/187