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2004年10月31日

地球が動く

この一週間は、天災・・・とは言うが天から降ってくる災害というより、足元、地球の中心から悲鳴をあげたかのような叫びを聞いた気がする。

神戸から10年。もうすぐその10年を迎える前に、あらたな震災被害が生れてしまった。

その報道を見るにつけ、ため息をついて、いつ、どういうタイミングに何ができるか?をあらためて考える。神戸は近かったので、炊き出しも出来た。電車も分断されてはいたが、比較的近づくことができた。みちがぼこぼこになっていたのも覚えているが、新潟の山間部のように隆起したり、完全に崩壊した道にはであった事はなかったが。

仮設住宅ができてからの支援もあるし、かといって、新潟は豪雪地帯である。仮設がたつころには本当に雪で覆われているのではないだろうか?

新潟のNPOのHPもある。にいがたNPO情報ネットでは、ボランティアのニーズなどの情報を掲載している。何かをいつかしようと思っている人は日々かわっていく状況をキャッチして欲しい。

兵庫の水害については、外部からのボランティア募集を終了しているところもあるが、HPでは
ひょうごボランタリープラザで募集の概要、募金、物資の援助などの情報を提供している。

土日のボランティアとして参加するという、調律のお客さんがいた。現地にいくということは、やはり得るものがある。ささいなことしかできなくても、少なくとも、人々が疲れ、傷ついている現実に直面することで、TVの他人事が、他人事ではないことを知るから。

わたしもむずむずしている。この1週間様子をみたが。情報をみて、考えたいと思っている。
共感というのは、とてもむずかしい心の動きだ。失う。つらさ。恐怖。すこしでも、人間が他の人間がいてよかった。と思える。生きていてよかったと思えるような支援ができたら・・・と考える。

今日のニュースでは、イラクの人質事件についても悪いニュースがあった。災害で傷つき、家や町や道路を破壊された日本の地域とイラクで今日もまたザルカウィ探しのため米軍爆撃。果てしなく失うものを積み重ねていく。

人の死の重さ。自衛隊の撤退は必須である。イラクでは、日本は星条旗をまかれた遺体に象徴される、米軍の手下以外になんと見られることがあるのか?

投稿者 pianocraft : 2004年10月31日 23:21

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