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2004年08月05日

映画

昨日、用事をかねて、頑張って上映時間にあわせて映画を観に行った。

ほんと。映画って上映時間に空きがないと、飛び込めない。明日で終了する(おもだった映画館では)「ウォルター少年と夏の休日」だ。

ハーレイ君の映画は、結局、いろいろ観てる。「フォレストガンプ」「シックスセンス」「ペイフォワード」「A・I]と今度の作品。子供を描いていると、惹かれるのだが、だんだん成長してきているが、あの泣きそうな顔は、彼独特のものだ。

この映画は、現代を「Secondhand Lion」という、セコハンのライオン。実際に中古のライオンがでてくるのだが、それは、少年と夏をともにする、二人の老人(叔父さんたち)のことをも現わす。

アメリカの古きよき時代の(これは、結構ステレオタイプの言い方で嫌だな。古きよき・・・と感じているのは、一部のWASPたちだけだろう)男らしさを、懐古する老人と、母から裏切られ、孤児院にいれられて、素直になれない少年が、アメリカのド田舎の一軒家で、おじいさんたちと過ごすうち、おたがいを、必要とする。生きていて、誰かに必要とされる。

つまり、愛し、愛されるあいてを得て、活き活きとするようになるという、成長のストーリー。

おじいさんたちの冒険話は、キテレツなのだが、要は、内容を信じるかということが大事で、相手を信頼し、少々のウソがあっても許し、お互いを支えあう関係といういうことを教える。

おじいさんの2人の行動が笑える。とても、チャーミングな二人。こういう人をみると、身近な老人とは隔世の感だな~と思えてくるけど。

でも、笑わせ、ほろっとさせ、ふ~っとため息をつくような映画は、人を癒す。ちょっとディズニー映画的だな。ニューラインシネマといえば、ROLの製作会社だ。(ロードオブザリング)

ああ~ロードオブザリングのDVDのBOXセットを予約しているのだ。18日に発売なので、郵送されてくるのをやはり。楽しみにしている自分。

見逃した(ファンとしてはあほかと思うが)オーシャンオブファイアーは、なんと、通天閣のそばの新世界でそれも3本立てで、上映が決まっている。11日から。もちろんヴィゴモーテンセンを観るため。

もう一つ、マイケルムーアの「華氏911」は、21日から全国上映が始まる。

しばらく、映画に浸りたい。

映画を好きな人はたくさんいて、その楽しみ方もそれぞれ違うだろうが・・・わたしがもっとも映画の追っかけをしていたのは、中学時代である。

雑誌スクリーンを毎回買って、観たい映画をチェックする。その上、前売り券を買って待機。
でも、監督をしらべたり、ストーリ-の原作を読んだり、そんなことはしなかったな。ただ、観る。感性てきに受身で見てた。でも、きっと別世界へ旅行する気分だったのだろうね。現実は子供で、背伸びをしているけど、とどかない、大人の世界。けれど、その時観たものは、たいていたいして有名な映画ではなく、いまも印象に残っているとはいえない。

でも、映画好きの引き金を引いたのは、父だったのだけれど。
それは、また次回に。

投稿者 pianocraft : 2004年08月05日 23:23

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