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2004年06月17日
久しぶりに映画
昨夜BSでHigh Fidelity という映画をやっていて、つい引き込まれて笑ってしまった。
この映画を知ってたのは、School of rockで有名になったジャックブラックが出ているから。
「移民の歌」を歌うブラックをCMで見て、これはビデオになってから見よと思っていた。
ところで、ハイフェディティなのだが、どういう意味かとおもっていたら、何のことはないおなじみの言葉だった。音楽好きな人は知ってるね。HI-FIという表示を。「原音に忠実に音を再現すること」がその意味だった。その言葉が略語だったというわけ。
この手の映画・・・・つまりアメリカのロックをバックグラウンドで多様するものやアメリカンロックの60年代~70年代の曲を象徴的に使うものは、興味の持ちようがぐっとかわるとおもう。
以前、「フォレストガンプ」を見たときもそう思った。というか、若者と話したらその面白さが今ひとつわからない。わたしだって、フラワーチルドレンではない。あこがれの世界だったから。
High Fidelity という映画は、内容的にはどうということのない、自分勝手な音楽オタクj男の独り言というかたちで進み、自分の恋愛の失敗を振り返り、最後にはなんとかうまくいく。という他愛のない内容だが、キャラクターが笑わせる。強烈なジャックブラックの個性。
要するに、シカゴの裏通りのオタクレコード屋(あくまでもレコード屋でCD屋ではない。CDも扱っているようだけど)、の店主の主人公とジャックブラックの店員。そして、静かなオタクの店員。このバランスが笑える。
恋愛も自分のトップ5で評価するし、しょっちゅう店員と今日はなんとかのトップ5とか言って
曲のいいっこをする。そのランクされる曲におもしろがったり、曲やミュージシャンにたいする毒舌や評価がこの映画の面白みである。
ホントにオタクがオタクのために作ったような、人によってはどうにもしょ~もない映画に違いない。
でも、アメリカ映画をみていると、そのエンディングに使われる曲が60~70年代の曲だったりすると、その曲の詩までぐっと入ってきて、やられたとおもってしまう。
でも音楽すきでよかった。と思えるのもこんなとき。
投稿者 pianocraft : 2004年06月17日 23:44
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