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2004年05月06日

ちいさいコンサート

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連休は、過ぎ去った。天気をころころ変えて、友人はこの写真のすばらしい景色に自分の足で登り、触れてきた。いっつも、建物に視界をさえぎられるちいさい街の中にすんでいると、ほんとうに体が水を欲しがるように、大きな風景をもとめている自分がいる。でも、なかなか実現できないでいるんだな。

だから、映画でぐーんと景色が広がるLOTR(ロードオブザリングをこう呼ぶ)のニュージーランドの風景に引き込まれる。ついに、8月にDVD3枚組みが発売されるので、予約してしまった。

タイトルの小さいコンサートは、島之内教会でテネーシャ(カタカナでは正確ではないらしい)のソロのコンサートがあった。敬虔なクリスチャンで、黒人教会でよく歌われる、広く知られたゴスペル曲も素晴らしかった。歌い上げて、天にむかい届く思い。強い、愛の歌。

伴奏をするブッチ氏の指先を待ま間近で見ていたが、時に、賛美歌の美しさを、時に、踊り、時に、Jazzyなコードとくるくる、華麗に変わる演奏に、うっとりした。
I Love Butchである。

歌い手とピアノの2人の音楽というのは、ほんとうに息ひとつで、動いている。ほんとうに優れた、伴奏者というのは、こういう人を言うのであろう。そんな伴奏で日頃、クアイアは歌っているのである。実に贅沢な、環境。とつくづく思う。

自分が弾き手としてピアノに向かうとき、こういう奏者にはおそらく、なれないだろうが、私は、歌と一緒のピアノがやはり好きだ。歌声という楽器は、本当にすばらしいからね。

まとまりない雑記となった。
でも、音楽に向かい合える幸せを感じる。

投稿者 pianocraft : 2004年05月06日 22:25

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