2004年03月26日
デボラ・ウィンガーを探して
DVDを久しぶりに借りた。新作で。それが、ロードショーでは観れてなかった「デボラ・ウィンガ―を探して」であった。ハリウッド女優がハリウッド女優にインタビューして、女優・子育て・家庭と仕事の両立・40代を語る。35人の女優の言葉のドキュメンタリーだ。
仕事と家庭の両立という古くていつまでも続くテーマは、あのきらびやかなショービジネスの世界でもまったく同じで、彼らの仕事の質を高めたり、求めたりというのと、家庭をもって生きることの葛藤ややりくりの仕方などが、赤裸々に語られる。
アメリカは女性解放運動の盛んな国であった。が、保守勢力も強いのであろう。案外自由で奔放な人などこの中には、いなかった。
加齢という問題もある。女優というのは、自分の外見をかなりのパーセンテージにおいて売り物にしているので、このことについての評価が、年齢とともに落ちてきて、仕事が減ることについても随分、反感を持っていた。当たり前なのだけどね。世の中には、あらゆる世代がいるから、映画のなかにもあるはずなのだが、興業するほうの意識がね~やはり粗末で・・・・
古い問題で、個人的なさまざまなケースがあり、いちがいにこうといえない問題だとは思う。でも、ハリウッド女優というきわめて特殊な職業の彼女達、セレブであり特殊な生活を強いられている女達だが・・・問題は案外、身近なものであった。
女の問題は男の問題ともいえる。障害者の問題は、障害をもっていないものの問題。つまりどう共生するかは、片一方の問題ではないということでしょ?
他に借りたビデオはマイケルムーアのTV番組のものだ。これについてはまた今度。
投稿者 pianocraft : 2004年03月26日 22:15
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コメント
デザインと設定を変えてみました。コメントしやすいようになったでしょうか?また、ご意見下さい。
投稿者 管理人 : 2004年03月27日 00:50
オ~変わっとりますな。
ナビの部分が右側にあって オイラとしては、多少の違和感があるのですよ。これは、何故?と考えるとHPのナビは、左側にあるからか・・・よ~わからんな。昔々読んだ本で”人間行動学”やったか”環境心理学”やったか忘れたけど・・・。
映画館などで左右に出入口のある場合多くの人は、右側から入場し、右側端の席に座る、一方左側から入場した人は、中央部分まで移動して席に座る・・・。又、映画館の後ろから入場した人は、スクリーン近くの方に移動する スクリーン近くから入場した人は、後ろへ移動するってなことっやったと思う・・・。それがホンマやったら左側前席は、ガラガラや~管理人さん調べて来てください。(ゼンゼン 本文と関係ありません) m(_ _)m
投稿者 マ~ルオッカ~トニ~ : 2004年03月27日 14:39
う~ん。わからん。人間の行動について、右・左とクセがあるというのは聞いたことあります。逃走していてとっさに曲がるのは、左とか・・・これは効き手や右脳派、左脳派とかによっても変わるのでは?人間の志向・思考の右より・左よりもなんかカンケーあるのか?(これはちと飛躍でしょうか)また、トッピックス見つけたら書いてみましょう。お題のヒントありがとうです。
投稿者 管理人 : 2004年03月27日 20:54
はじめまして。
『つまりどう共生するかは、片一方の問題ではないということでしょ?』
この言葉にちょっと心打たれました。
それにしてもどんなに華やかに見える人たちでも庶民と同じように仕事と家庭の両立に葛藤しているんですね。
投稿者 仕事を考えるダイちゃん : 2005年06月09日 16:03
はじめまして。
仕事をしている人の顔をみると、その後の生活っていうのは見えにくいですね。特に、華やかな世界の方々は。
どこにでも、誰にでもある問題の一つってことでしょうか?
ホントに、相手の立場になるって難しいです。中国と日本のようにね。
投稿者 pianocraft : 2005年06月10日 00:31