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2004年03月11日
非嫡出子差別
ここのところ、戸籍の記載方法の動向が気になっていた。2日の裁判で表記が改正された。関連記事はこちら。
婚外子について、男・女で記載されていて、戸籍では、長女・次女・・・等の表現だったのにあわせた表記になるということだが・・・・
そもそも子供の産まれる順番で、長だとか次だとか順番をつけてるのは、家制度の名残でそのものがもう不用のものだと感じている。また、遺産の相続が結局、嫡出子の2分の1であるという民法上の区別があるために、根本的にまだ問題があるのだけれど。
朝日新聞でも、韓国の女性からのコメントもあり面白かった。韓国では、夫婦は別姓なのだ。夫の姓つまり家系に女性は入れないといういみで、父系社会、儒教の制度を引き継いでいる。だが、婚外子については戸籍上の差別はなく(うがった見方をすれば、男性の血統を引き継ぐ子については、同等の権利ということか?)、「戸主制」というものがあり、父が認知すれば父の子という制度だそうだ。
だが、韓国も今は女性運動が盛んになっていて、この「戸主制」に対し反対が起こっており、ただ今審議中とのことだ。戸主制以降は、個人籍か家族籍かでまだ、議論の最中というが・・・
日本の現状をみれば、それ以前の段階だな。いつも、春になると新学期になり、家族構成とかいえの地図とか学校に提出するけど、我が子はいつも1子、2子である。1番2番もひつようないのだけどネ。
パリに住んでいる人のコメントでは(朝日新聞)、フランスでは4割が婚外子なので、戸籍による相続の差別条項は撤廃されたということだ。そもそも、戸籍のある国のほうが少ないのだ。
国によって、個人が実に把握されやすい国なのだよ、日本って。
アメリカでのゲイ婚にせよ、結婚そのものの枠組みがもう形骸化してるように思うのだけど、日本ではまだまだですが・・・個人単位でモノを考え、行動し、選択しというように、生きていかねばね~。これは、自分にも科していることですが。
結婚しててね、子供もいてね・・・両親もいるのに子供が虐待されて死んでるんだよ。心豊かに愛情をもって生きるというのは、他人だっていいのにと思う。子供のない夫婦には、里子をそだてられないそうだ。
養子でも、肌の色が違っても、男でも女でも障害があっても、愛情をもって育てていくことは育てるものにとっても幸せなのに。親にさせてもらってありがたいと思う。生きていくうえでエポックメイキングなこと。
エポック-メーキング 5 [epoch-making]
(形動)
ある分野に新しい時代を開くほどであるさま。画期的。
「科学史上―な発見」
投稿者 pianocraft : 2004年03月11日 12:25
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コメント
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ん~ このコメントの入力は、制限は、?
投稿 できましぇん~
メアド入力せなあかんの?
投稿者 マ~ルオッカ~トニ~ : 2004年03月12日 20:54
え~メアド入力せな投稿でけへん
投稿者 マ~ルオッカ~トニ~ : 2004年03月12日 20:57