「ミツバチの羽音と地球の回転」をみよう。
予告編http://youtu.be/_C6bYYYSSGE
何度もチャンスを逃してきたもう1つの祝島の映画。「ミツバチの羽音と地球の回転」その前に3部作とも言える「ヒバクシャ」「六ヶ所村ラプソディー」を撮った。原子力の影響をテーマにしたこの映画が、震災後に多くの人の関心を集め各地で再上映や自主上映や講演会が行われている。
京都の同志社で朝から駆けつけただけあって、映画もさることながら毅然とした鎌仲さんの言葉が力強く、何をすればいいかのヒントを与えてくれた。
この映画を観て、祝島の生活でも奮闘ぶり、中電に対する怒りは、見るものをぐっと引き込み、一緒に怒り、悩む時間を共有し、一方スウェーデンでの取材は驚きをもって再生可能エネルギーの活用を知り、日本の電力システムの矛盾を突きつけられこれまた怒りをもって感じることになった。
反原発で情報収集している人には何度も観る人、聞く話もあるかと思う。けれど、祝島の人たちのことを知り、スウェーデンでの試みを知ると、責任を持って自分が行動する必要をひしと感じた。人任せにしない、自発的な行動。
鎌仲さんの1作目の「ヒバクシャ」を撮ることになった動機を聞いて共感する。
別の取材でイラクに行き、劣化ウランでガンなどの病気になったこどもたちに会って、原発の廃棄物でつくられれたウラン弾で被爆する子供達が生まれていることは、自分も原子力の電気を使うことで加害の側にあると。何もしないでいるのは、加担しているのと同じことだという気持ちをもったのが映画作りのきっかけだったという。
私たちにも同じことが言える。
原発反対。再生可能エネルギーを!と意思表示しないことは、加担する側である。
次に、再生可能エネルギーの活動をしている団体や人を支援する。