ひとつになる と 一色に染まるのは違う。
「がんばろう」があちこちで、渦巻いている。確かに、頑張っている、我慢している人々が計り知れなくらい日本という場所にいる。
海外からは、白地に赤のシンボルが応援メッセージとして届けられる。
嬉しいし、遠くの人々が想像力を働かせて、応援の仕方を考えてくれた素晴らしさはありがたく、心に響き伝わってくる。
けれど、911の後、アメリカじゅうにはためいた星条旗とものをいえない、異様なひとかたまりの人々の行動や思考を見ていて、異質なものに寛容になれない方向へ向かう危機感を感じた。
ひとつになって、異文化の人も、障がい者と言われてる人や、お年寄り、子供、大人みなが、わかりあいながら新しいものが生み出せれば素晴らしいと思う。
支援する側の人間が、おかしな方向へ、間違った方向へ引きずられないように、慎重に感情と向き合いたい。
支援とは、長期にわたり、地味につづけていくものだ。じっくり、行きたい。