涙そうそう・・泣いてもええねん。けど考えて動きたい
3月11日から、がらがらと変わった日常。
阪神淡路から16年、炊き出しをしたり、仮設をまわったり、イベントしたり、その中から手づくり楽器で(材料がみじかなもんでも楽器ができるという)被災地をめぐることで始まった、私たちのボランティア人生の初めの一歩だった。人生を変えた1995年。けれど、何度もあった災害のなかでも、とりわけ多くの人の人生を動かす、震災が起こった。
TVでインタビューする人々のことば、顔、被災者の人も、救助に当たっている人もみんな傷つき、ぎりぎりの状況がインタビューに答えるときに表情を崩すことからも伝わる。涙そうそう。 泣いてください。苦しいから。
できることをしよう。と多くの人が力を出し合っている。やりましょう。私も。
この震災にはもう1つ大きな被害の側面がある。原発による、放射性物質による災害。
この記事をかくまえ、2月には「祝島」のことを書いた。
予期したわけでもなんでもなく、ずっと原発のことは不信だった。
原発にかわるエネルギーの模索については専門的でわからないことも多かった。
これから、経済の仕組みを越えて、転換に時期が来ていると強く思う。
毎日繰り返される、原子炉の図による解説などを見たり、聞いたりしていて、いかに自分が原子力発電の仕組みについて無知であったのかを知った。
しかも、自分の住んでいるエリアの関西電力は、50%も原発依存しているということもいまさら知った。恐怖とともに、新たなエネルギーに対して具体的動きをしなくては大変なことになると切実に思う。
祝島の方々も、いっそう強く反対してください。考えたいリンク集。
祝島島民の会blog
原子力資料情報室 http://cnic.jp/modules/fukushimaNPP/
エコレゾウエブ 田中優×小林武史緊急会議 (1) http://www.eco-reso.jp/feature/cat1593/20110318_4983.php
同 (2)http://www.eco-reso.jp/feature/cat1593/20110319_4986.php