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2010年06月 アーカイブ

2010年06月04日

いろいろありすぎて・・・

hongkong.jpg
香港取材写真

3月のエントリーから早、3ヶ月近く経ってしまった。何たることかとも思いつつ、むしろブログを書く意味を失いかけていた。ま、それほど大したことではないのだけど。

3月のエントリーを書いた後、どたばたその一が始まった。香港から国際電話が掛かる。
突然英語の電話は、あわてたが、どうやら手作り楽器のことを聞いているらしい、でも詳細はさっぱりわからんので、とりあえず、英語で用件を聞き取るのは大変だからe-mail下さいとお願いした。
それからだ。だまされてるのか、ホントの話なのか分からないまま、メールのやりとりそしてまた、電話で、相手の本気度が伝わってきた。用件は香港のイースターイベントに手作りの楽器を展示したい、20点ほど送ってほしい。そして、取材を受けて欲しい。
ようするに、香港の大型ショッピングモールでイベントをして集客をしたい。そのために話題つくりで取材を受けて欲しいとのこと。てじょん一人分の航空券しか負担してくれないということだったので、では、いってらっしゃ~いと送り出した。

この間のやりとりのしんどさ。送る楽器は結局は30個くらいになった。
写真を取り直し、メールで送り、説明をし、プロフィールを送り、EMSでぎりぎりに楽器を送る。香港では、私はどうすればいいんじゃ~の状態で、てじょんは、ひたすら取材を受けて楽器を説明、音を出したりした3日間。
詳しくは、ピアノクラフトワークのサイトへどうぞ。http://www.pianocraft.s113.xrea.com/hongkong.htm

やれやれ。帰国したてじょんと、4月の会期が終って帰ってきた楽器たち(おおむねガラクタのようだが)を見て一段落したら、身近なバイオレンスが待っていた。
これについて、書くわけにはいかないが、同時に沖縄へのバイオレンスにも心が痛んだ。本土の多くの人が、日米同盟を必要としていると思っているらしいのに本土には米軍基地は受け入れない。矛盾と差別と。
そして、今日。総理が変わっても、変わらない差別構造。まだ、終らない・・・んだ。

そんなこんなで、4月も5月もあっという間に過ぎた。

6月になり、もう来日しているがジンバブエのこどもたち「ジャナグル」のメンバーがコンサートで関西をまわる。
昨年、ひょんなことで知り合った、パワフルな女性、高橋朋子さんがジンバブエで子供達を音楽で支援をしている活動の一環で、来日公演を行う。HPで来日公演の楽しそうな、様子が書かれている。
詳しくはジャナグルHPで http://jenaguru.blog57.fc2.com/

☆茨木、高槻の動きはスタッフ仕事もさせていただきます。お時間のある方は、是非一度会場でお聞き下さい。すでにsoldoutのとこもありますので、お出かけの際は、会場へお問い合わせ下さい。

もう1つあった、アメリカからやってくる The Young Americansのメンバーのホストファミリーを頼まれてくれないかと連絡が来ている。ええい、ままよ。仕事と掛け持ちでできることならば、やってあげたい。HPhttp://www.jibunmirai.com/ya/

一年前は、ナミイおばあと一緒によく遊んだけれど、今年はなんやら若い人と縁があるようだ。ここのところ悪いこともあったが、面白いこともあるもんだね。

そんなわけで、いろいろあった~。まだ、ありつづけますが。

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2010年06月18日

多国籍です。

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2010年6月16日毎日新聞「ひと」欄掲載
ジャナグルJr.と高橋朋子さん

先週、ジンバブエの子供達と茨木や高槻周辺をお供して、すばらしいジンバブエの伝統音楽やあまりにもキュートな子供達のダンスにまいってしまった!

このグループは、ジャナグルJr.という。代表でプロデューサーの高橋朋子さんと昨年、初めて出会い今年こうしてコンサートのお手伝いをしたり、交流できて本当に幸せな時間だった。

そういえば、昨年は石垣島のナミイおばあと散々遊んでいたのだっけ。
6月というのは、何だか毎年賑やかだ。

高橋さんと言う人は、肝っ玉かあさんというか、親分といった感じのふところの深い女性で、大きさを感じる。大きな声で笑い、かわいい子供達の日本ツアーを支える力強いひとだ。
今も、ツアーは続く。彼らは、時には自炊しながらハードなツアーを大きな楽器などの荷物を持ちながら移動している。

子供達はとても疲れていても、大勢の人前にたつと、自由な譜面のない音楽を始める。ダンスもとてもいい。命の息吹きを感じるような素晴らしい動きに躍動感。
きらきらとした目。美しい肌。

彼らは、北海道までまだまだツアー中。機会があれば是非どこかで彼らに出会って欲しい。

ツアースケジュールはこちら


そして、全く違う世界の住人。アメリカ人の青年パフォーマーのホームステイを3泊受け入れた。彼らは、ヤングアメリカンズという集団で、日本の子供達にダンスや歌などのミュージカルを一緒に短期間でワークショップして交流している。急な話で、彼らの休憩できる場を提供することに徹したが、彼らは、ハードなロードを繰り返しており、3ヶ月の日本ツアーをホームステイを繋いで行っているらしい。

音楽とはかかわりの深い我が家なので、ひと遊びもしたが、何だか日本の文化や家庭を体験したいという文化交流のスタンスで来ているというより、アメリカの音楽文化を伝える立場できていて、半ばプロのような若者なので何だか感じが違った。
ジンバブエの人たちと遊んだ翌週なので、うんとアジアやアフリカ寄りの感覚でいるのでアメリカの若者の、スマイルやテンションに少々違和感を覚えた。
彼らのショーにいけなかったけど、唯一我が家で行けた家族はとても素晴らしいショーだったと言っていたので、よいものを創っているとは思う。

彼らに何の罪もないのだけれど。親近感は、ジンバブエの子達に偏ってしまった。
彼らもまた、日本に8月末までツアーを行う。そのたびに違う家庭にステイしていくのだ。誰よりも日本人家庭の色々バラエティをしってる彼ら。
特殊な人たちだ。

2つの日本ツアーグループに2週にわたりかかわり、全く違う感覚や、距離感を感じたというのも面白いなあと思う。少々、疲れましたが。

2010年06月22日

マリア・マルダー いい感じ。

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マリア・マルダーの大好きなアルバム「オールド・タイム・レディ」

ビルボードライブにマリア・マルダーとダン・ヒックスのライブへ出かけた。

懐かしい、古いジャズの味を出せる人、場末の感じがかっこいい人はそうはいないかもしれない。
舞台に現れただけで、ここが大阪の真ん中であることもふっと忘れる。

長年の音楽友と、楽しんだ。あやしい、ダン・ヒックスの動きやスキャットのやりとり演奏の楽しさは、ジャズの張り詰めるアドリブの応酬も楽しいけれど、今日のようなゆるいけれどばっちり、決めるところは決める楽しい、にくい味のライブも大好き。

若い頃に、聞き込んだ大好きなジャンルは、無条件に心をひきつける。
確かに、はりのある高いファルセットはもう、枯れてしまったけれど。迫力のあるブルージーな声は年なりの迫力も感じさせる。

年をとっても、おじいさん・おばあさんになっても音楽をやる側でいつづけること・・・この目論見はいつも変わらない。よし、やろっと。

2010年06月23日

沖縄慰霊の日

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沖縄県平和祈念公園 

昨年、5月ひと気の全くない沖縄平和祈念公園を訪れた。
平和の礎にところどころ手向けられた花束。

今日は違った。TVに映し出される追悼式に集まる大勢の人で公園は埋め尽くされていた。

普天間基地移設に関する迷走で、怒りの炎は際限なく高くまで伸びていった。
誰の言葉も信用できない。そんな人々の怒りの裏にうずく気持ちを私たちは理解しただろうか?

総理が謝っても、リップサービスはもうけっこうだと思うだろう。

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