音を通じて出会う。
私や相方の音楽とのかかわりは、以前と比べてウエートが大きくなってきている。
もちろん、仕事で関わる以外のことだ。けれど、相方の手作り楽器作りや演奏の教室は仕事になってしまったけれど。そうして、色んな形で、いろんなところで、音楽を披露させていただく場面で新しくしりあったり、出会う人が増えてきた。
ブログをかけていない時は、大概、楽器を練習しなくてはならない時間が多い時や、事務処理の用事がたまっているとき。10月も何だかあっというまに過ぎてしまった。
楽しく、障がいをもった人達と、音楽で遊ぶことができたし・・・。
我が友人でバンドのボーカル、MIKIは、木工職人でもあり、障がい者の人達のクラフト作業を手伝う仕事もしている。彼女の仕事場の施設でのライブが先月26日にあり、私は2回目の参加となった。
演奏したのは、70年代のロックのなかでも、歌詞の素晴らしいもの、ノリのいいものいろいろ取り混ぜた。施設の知的障がい者といわれる人達と一緒に楽しみ、Oh happy day という有名なゴスペル曲を一緒に歌ったりもした。
ごく一般的には、障がいを持った人たちに向けて演奏する時は、彼らの好みのアニメの曲や一般的な日本の有名曲を演奏することが多いとおもうけれど、私たちは違う。
彼らがMIKIの歌がすきなのだ。それが、70年代ロックであろうがなんであろうが、彼女の歌声にマッチした曲は、彼女のパフォーマンスそのものなので、きっと歌詞が英語でも音に込めた気持ちは届くのだろうと信じている。彼らは、ライブハウスに出演する時にも出向いてきてくれる。
例えば、老人施設で演奏に行く時も、いつも童謡やおんなじような音楽でも楽しいのだろうか?と考えるときがある。私は相方と一緒にいくときは、古いながらも好きな歌、笠木シズコやアレンジ替えしてしまった昔の歌謡曲など、自分たちが歌いたいもの、気持ちを込めて楽しめるものをしている。
そうやって、今年もいろんな人とであった。
ローカルエフエムにも出たし。
音楽をしていると、そうやってどんどん色んな世界の人とコミュニケーションをとる機会が増える。
アマチュアであるからこそ、人の間に気楽に入っていける音楽を、やれていることが、今はとても楽しい。