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2005年09月 アーカイブ

2005年09月03日

9.11なにわLIVE!~いのちのこと~

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9.10前夜祭 9.11当日フリーコンサート(フライヤー画像をクリックすると拡大します)

9月11日は選挙であるが、ビデオジャーナリスト池上宗徳さんの企画した、「9.11なにわLIVE!~いのちのこと~」が行われる。

池上さんとであったのは、郡山総一郎さんの講演集会だった。郡山さんの友人であり、同じくジャーナリストである池上さんは、そのとき自分のDVD作品「IRAQ WAR」を持って来ていた。
それを買って、家に帰った。イラクの戦場を静かに捉えた映像に魅入ったことを覚えている。

その後、私の所属するHarlem JP Choirの夏の平和コンサートで、この映像を上映できないか?という案が出て、直接、出会うこととなったのだった。

きっと、彼は考えたのだろう、自分に何ができるか?という自問について。イラクで見て来たことを、若い人たちに関心をもって、受け入れてもらいたい。本当に、いのちについて考えて欲しい。「若者に響くイベント」ということを目的にこのイベントは行われる。

前日はクラブクワトロで前夜イベントを、当日9.11は、灘波HATCH野外河川広場でフリーコンサートを行う。会場には、高遠菜穂子さんも来て、イラクの現状も語ってくれるのでは無いだろうか?多くの店舗ブースや大道芸と賑やかに祭りとして、平和をいのちを考えるために、多くの人たち、ことに若い人たちに集まってもらいたい。

池上さんを応援します!!

ご近所ネット~JAZZ LIVE!~

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喫茶店「耕」にて

今日は、おやこ劇場のイベントで調律をさせていただいた。ピアノクラフトワークのご近所である。
東淀川区の喫茶店「耕」さんで行われた、JAZZライブがそのイベントであった。ただし、このLIVEは、大人のためのライブではない。もちろん大人楽しむのであるが、観客の半分は小学生から幼児までの子供達である。

おやこ劇場といえば、生の舞台をこどもに見せよう・・という活動だ。ただし、今回は、ちいさいスペースで目の前の楽器から音が鳴る。ことの他、大きい音を感じるのではないだろうか?と思いつつ。どんな表情でJAZZを体験するのか、楽しみだった。

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2005年09月05日

シャンソンと内モンゴルの繋がり。

昨日は、台風の影響のカミナリと大雨のなか、わがお客さんでもある、針生裕子さんのシャンソンソロライブに出かけた。

おかあさんになってから、シャンソンを聞くのが好きだったと思ったら、いつのまにか、針生さんは、プロ歌手になってしまっていた。オドロキと共に、すばらしい!とエールを送りたい。

音楽をぼちぼち続けてる人間のひとりとして、希望と努力は惜しんではいけないとつくづく思わせられる。
もう、いまさら・・・なんて思わないで、しつこくやってみる必要性はあるな。と、そんなことを思うと嬉しくなる。自分のために音楽するんだ。大人もね。

こころに響く歌というのが、確かにあって、針生さんの低く、よく響く声は、ことばをはっきりと届けてくれる。シャンソンというと、恋の歌が多いけれど、恋の歌も、読み替えてみればいろんなことを意味するのだなと、自分なりに聞いていた。ありがとうございました。

その後、針生さんも合流して、わたしとテジョンと交遊亭楽笑さんとお友達は、内モンゴルのお友達と盛り上がった。

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2005年09月13日

9.11LIVE&VOTE

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9.11 なにわLIVE~いのちのこと~ 会場のパッチワークキルト

9.11の朝は選挙で始まった。投票をすませ、昼には、湊町リバープレイスに到着した。

池上宗徳さんの、「自分に何が出来るか?」の気持ちを込めて、このライブは、多くのものとことを若い人々に伝えたであろう。

野外フリーコンサートが、こんなに瞑想的で静かに心に染みるというのは、予想外の出来事だった。
ここに集まった人々は、まるで60~70年代のヒッピーのような姿で、日頃街で見かける人たちと雰囲気が違っていた。ここは、平和のために時間がストップしているのか?と一瞬思ったくらい。

高遠菜穂子さんも、熱く語った。本当に伝えていく事が彼女の使命であるというように・・・
イラクに向かう前の自分と行くにいたるまでの、心の動き、イラクについてから見たもの。
爆弾で傷つくこと、というのはどんなことなのか?
体の一部をうしなうことでもあり、うしなわなくとも、鉄の破片だらけの体で何年もこれから苦しめられる。
その始まりなのだということ。

テロリストとアメリカ軍から言われた人々は、どんなひとであったか?普通の人と混乱を企てる先頭集団と混在を許したのは、米軍の攻撃のためだった。

実にためいきのでるくらい、遠い解決への道と思われる。
けれど、「自分なんかに何が出来るの?」と問い、いろんな参加ミュージシャンが、そして参加した観客が、考え始めようという、メッセージは次の何かに繋がるだろう。

帰って、選挙結果を聞いて、落胆した。勝ちすぎた自民党に、この日本がどうなるのか?と思うと同時に傍観者として、「こうなったんだ~」と思うことのないように、一層、守り抜く心を強くした。

ありがとう。池上さん。
お疲れ様でした。
ひとつぶ、種をまいてみたら、必ず、多くの花を咲かせるでしょう。

2005年09月20日

韓国へ行って来ます。

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9月22日より、韓国に行って来ます。旧友、黄氏との再会とヤンピョンドン教会のみんなとの再会。
そして、約2時間、HarlemJPChoirのコンサートを行ってきます。

ヤンピョンドン教会の人たちは、実にパワフルで、金曜日に賛美集会を行うのですが、2時間半くらいうたいっぱなしで、平気なのです。

わたしたちの歌う、ブラックゴスペルと呼ばれる、黒人教会で歌われるゴスペルソングは韓国でも、だいぶ知られるようになっているようですが、実際に歌われているのは、オリジナル賛美曲が多く、わたしたたちのゴスペルがどのように、とらえられるか???です。

ハングル曲も覚えました。
さあ。ヤンピョンドン教会の周辺では、問合せが殺到・・らしく。
力を込めて、歌ってきます!!

2005年09月30日

靖国参拝 大阪高裁違憲判決

ansan9.22.jpg韓国 安山市

今日の夕刊TOPにでたこの記事は、先の選挙で自民党が圧勝し、改憲までじりじりと迫るそんなおも~い空気の毎日に、少しの「望み」を与えてくれるものだった。

原告は、台湾人116人を含む計188人。

毎日新聞「靖国参拝訴訟:大阪高裁判決(要旨)」
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20050930dde007040081000c.html

判決骨子(朝日新聞9/30夕刊より抜粋要約)
[職務行為性]小泉首相の靖国神社参拝は内閣総理大臣としての職務でなされた。
●公用車の使用、首相秘書官を伴う。
[違憲性]小泉首相の3度に渡る参拝で、国は靖国神社との間で特別のかかわり合いを持った。特定の宗教を助長し、相当とされる限度を超えており、参拝は憲法が禁止する宗教的活動にあたる。
●私的参拝と明言せず、公的立場を否定していなかった。
[法的利益の侵害]参拝で、原告らの信教の自由などを根拠とする権利、利益について共生や干渉、権利の侵害があったとは認められない。

毎日新聞 「首相靖国訴訟:「違憲」にも語気強め 原告「更に前進を」
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20050930k0000e040057000c.html

靖国参拝問題のYahoo!ニュース
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/yasukuni/

いつも、気持ちの悪い思いをしてきた、あの光景。遊就館なる、戦争賛美資料館。靖国神社は戦争の亡霊のように思える。
この首相の習慣の中に、真に平和を祈る行為などみじんも、かけらも存在しない。

平和は、創るもの。であるならば、祈っても過去を振り返ってもダメ。口先で平和を語り、魂と体は戦いという悪魔に仕える。過去から学ばない。学んだのではなく、歪曲して正当化する。
すべてが、思い描く現実につじつまをあわせるために・・・・

そんな、政治に付き合ってられますか?
さっそく、「憲法違反と思わぬ」とおっしゃっていますが、人の手で作り上げた神の器をどうしてそんなに、大切にされるのですか?

今シンディ・シーハンさんが、ブッシュにぶつけている言葉は、今に始まった訴えではなく、戦争のたび同じように繰り返された訴えです。
「なぜ、息子が、娘が、夫が、妻が、子供が、父が、母が戦争で死ななくてはならないです?」
それを、尊敬すべき、偉大な「死」という簡単な言葉に置き換えられて、誰が納得できるの?

靖国でやすらかに眠ってください・・なんて勝手にいわれてもね。自国の政治家に殺されて、そんな人の血塗られた手で作られた場所に安心して眠れるものではないでしょうに。

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