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2004年02月 アーカイブ

2004年02月03日

身近なことも身近でないことも

身近であるか無いかは、本人の意識・意向次第なのだが、どっちにしても混乱気味の日々である。この、サイトをもう少し整理しようとして出来ない由縁というか、言い訳でもある。

身近か身近でないかの話題:やはり自衛隊がイラクに行ってしまった話。ラジオの毎日放送で編集委員の近藤さんが何日か前にコメントしていたこと。小泉首相が自衛隊員の前で演説したないようのなかで「尊い任務」という言葉を使った。これは、おかしいのではないか?という問いかけであった。どんな任務・仕事にも尊いものやそうでないものは無い。それよりもむしろ、「尊い命」というべきだ。という言葉であった。

いかにも、日本が戦場へ軍隊を送るにふさわしい言葉とでも言うのか?それは、任務のために命をも捨てる価値のある「勅命」なのか?

今はいつの時代だろう。日本全部がこれから戦争しようとしてるかのような光景。ぞっとした。
これに徴兵制が出来たら?
軍備はもう立派なものだし。
後は、法律・・・とはいえ、国民の意思など本当に反映されているのか?強行採決。一握りの人間に思うようにさせたくない。

いやはや、一握りで無いとしたら?どうしよう!

2004年02月05日

自転車でいこう

jitennsya.gif
自転車でいこう

これは大阪の生野区に住む自閉症の青年を追ったドキュメンタリーです。わが愛する、プーミョンの日常の物語でもあります。わたしたちの関わる生野区のボランティア団体周辺にも彼は現れ、「家どこ~?」と聞くのです。

生野区というところは、素晴らしい路地裏文化をもっています。国籍や障害の違う人々が多くそこには、住んでおりお互いが、暖かく暮らしている。お互いを見守っている。そんな街と言う感じがします。

コリアンタウンもあるしね。おいしいキムチもあります。(当然!)
この映画は、自転車で走り回るプーミョンをカメラも自転車で走り回って撮ってあります。そのスピードは、なかなか速く、プーミョンがたこ焼きを食べ食べ自転車を余裕でこいでいる姿はすごささえ感じました。

是非、オススメします。プーミョンの目線や感性をちょっと分けてもらう気分になって幸せになります。自然な笑い。トラブル。なかなかやるな~という感じもあり。

公式WEBサイトをチェック!!
http://www.montage.co.jp/jitensya/

上映は大阪では1/31~第七劇場で、2/7のみ生野KCC会館、動物園前シネフェスタ3/6~詳しくは公式WEBで確かめてください。

2004年02月06日

東京・ヤンピョンドン

明日より東京へ。昨年11月に行った韓国ヤンピョンドン教会の人たちと合流する。
調布南教会にて、ラニーラッカーさんのクアイアやハーレムJP、ヤンピョンドン教会の人と一緒に賛美集会も持つ。

懐かしい再会。あっと言う間の月日であった。涙涙の韓国ツアーから。今度は日本でどんな感動と癒しを得ることができるのであろう。

少し、癒しの欲しい日々である。
祈り。
休息。
時間のお休みではなく、心のお休み。もしくは、ふとしたため息・・・・

歌うことで元気になって帰ってきます。
では、よい週末を!!

2004年02月12日

アジアンリズム

ちょっと滞りぎみの日記。なんだかず~っとペースが取り戻せないでいる。

しかし、久しぶりに東京で韓国のヤンピョンドン教会のメンバーと合流し、つい11月のことなのに懐かしく、楽しいひと時であった。

東京には、わが講師ブッチ・ヘイワード氏も一緒に同行したのだが、彼はわたしたちハーレムJPクアイアに本物のゴスペルを教える、ニューヨーク在住のオルガニストだ。多くの曲を作曲し、10年以上も前になるがMama I want you sing.のミュージカルで演奏したり、ヒットメーカーズでも演奏する。(またブルーノートで公演があるらしい)。

わたしたちアジア圏の人間はもちろんアフリカからきた音楽のリズムを生れ持って持っていない。それが、ブラックゴスペルをしようというと、おのずと「後ウチ」「アフタービート」とも言う、
その手拍子などに苦労する。

韓国の教会の人たちも賛美歌をうたい手拍子をするときに、「頭打ち」で日本人の宴会ビートと同じノリだったのに思わず笑ってしまったが・・・一緒にわたしたちも盛り上がる中、一人ブッチさんは「後ウチ」の人であった。

「こうじゃ~」と言わんばかりの抵抗であったが、ここは日本。しかも、韓国の人々の賛美であった、ついにいやいや「ふん!」てな感じで、「オンビート」を無理やりやっていた。
さぞ気持ち悪かったのであろう・・・・

英語の発音にせよ、ビートにせよ、日本人にとってハードルの高いところがあるのだけれども
スピリットだけは、熱~い。これが、ハーレムの良さ!

お互いに祈り。ハグして、熱い熱い賛美をするのです。5周年コンサートは21日。
テレンス牧師も来日。さらにヒートUPすることでしょう。
さあ、元気だそ

2004年02月16日

20周年

ピアノクラフトワークも春に向けてキャンペーンはじめます!20周年(はや~)を迎えるのでみなさんに質の高い仕事を解ってもらいたい!といった思いです。

心引き締め、音楽を楽しむということをなによりも一番に考えた、楽器のメンテナンスやワークショップ運営をこころがけていきたいと思います。

ブログ型日記ですので、コメントも書き込めます。したの「コメント」というところから入ってください。

とはいえ、管理人所属のゴスペルクアイアも5周年のコンサートを間近に控え、昨日は約5時間にもおよぶリハーサルを行いました。熱いスピリットで行きます。来られかたは、お楽しみに、「もう、腹いっぱい!」というまでお届けします。

2004年02月17日

またもやひどいアレルギーが

なんだか、黄砂が吹いて、車や窓がやたらと汚れる季節となった。といっても、車をまめに洗う方ではないので、しば~らく汚い車のまま走っていることだろうが・・・・

こういった季節は、やはりアレルギッシュな(?)季節なのである。
一年中なんかのアレルギー反応をおこす私である。アレルギー剤を手放せないのだが、ちと症状が薬の力に負けているようで・・・抗ヒスタミン剤も服用するにもダメ。後は、薬を変えてもらうしかないなあ~

春の訪れとともにやってくるもの・・・あとは~
道路工事。
今日も、神戸方面に仕事に行った。43号線、2号線、もどこかで工事が入っている。車が詰まる、神戸は結構平行していろんな道が東西を走っているので逃げる。
だが、住宅街にいたるまで、通行止めの工事が待っていた。こちらは、迂回路。ぐる~んと坂道をあがって大回りする。

何か、迷路を行っているようだ。ドンつきにあたるたびに曲がる。ぐるぐる回る。
うんと山側におおまわりして、なんとか、渋滞とはおさらばした。けどな~やっぱり年度末かい?やたらと道路ほりくりかえすのは・・・・

年度末の車の多い時間帯にやめてほしいな~
と、今日は、なかなかツキのない日でもありました。未だ、鼻水出るし、鼻の下赤くなって痛いしね。こんなん書いてると、BBSに漢方のCMはいったりしちゃうんだ。

でも、早く暖かくなあれ。

2004年02月19日

偉大なるブッチ氏

我がHJPクアイアの講師の一人である、ブッチヘイワード氏について、「アジアンリズム」のところにも書いたが・・・
ブッチさんは、実にチャ~ミングな人なのである。私たち、日本人に丁寧にブラックゴスペルを教えてくれる。日本のあちこちでワークショップを行い、知る人も中にはいるだろうけど。

1500曲は、作曲したであろうと言われる、ゴスペルミュージックにとっては、アメリカでも名のとおったプロフェッサー級のオルガニストである。いつも練習では、ハモンドオルガンがないので、ピアノを弾いて教えてくれるのだけど、その演奏スタイルはオルガンの時とまた違う。

オルガンでベースラインは足鍵盤で行うのだが、ピアノの場合、彼は本当に良く動く左手で縦横無尽にベースラインをたたき出す。しかも、ごきげんなりズムでね。

いつもオルガンとピアノでは演奏のスタイルが違うね?と聞いたら、だいぶ違うといってた。
でも、オルガンの方が好き。だそうだ。ピアノは鍵盤が固くて嫌い・・・らしい
おおきな体にごっつい指なのに・・・もう一人の黒人講師もやっぱり固いのは嫌いだって。力あるのにね~

アメリカのサイトには、ブルックリン・スタイルのオルガン奏者という記述があった。ゴスペルでは有名人らしく、日本でも藤田まことさんがこの間の練習に立ち寄ってくれていた。そう、ブッチさんのお友達なのだね。

そんな、ブッチさんの頭には本当にたくさんの曲が詰まっている。いつも譜面は持ってない。
でも、大概ゴスペル曲は知ってるし、どんな伴奏もその場で、やれてしまう。
ブッチさんのカバンにはとても沢山の紙束が入ってる。結構、いいかげんにネ。

そこに書いてあるのは、歌詞だけだ。常に、作曲し、インスパイアされてイエスさまと対話するように、ミューズが憑依したとき、一心に曲を書いているらしい。
祈り、曲を書き。すばらしい演奏をわたしたちに示してくれる。

この人にであったから、ゴスペルを・・というよりハーレムJPクアイアを離れられない。あまりにも魅力の音だから。あの、ドライブするベースラインを聞くと、本物の彼らのスピリットをじかに感じることができる幸せをかみ締める・・・・

アメリカのサイトを検索したら。あった、あった。オルガン指導VHSなぞが販売されている。偉大なる、わたしたちの愛するブッチさん!もちろんCDも沢山あるよ。

2004年02月22日

賛美の嵐・あらし・本物の嵐?

21日は無事にハーレムJPクアイアの5周年コンサートを終えました。そして、怒涛のテレンス牧師とともに弟子教会での賛美奉仕。午前中から昼をはさんで、午後5時30分まで、きのうとはまた違うけれど、恵まれた賛美でした。

コンサートは曲数も多く、曲も長い。リフレインもとっても多く、熱い!ゴスペルのパワーを出し尽くしたようなコンサートになりました。

あなたは愛されるために生れた。すべての人が・・・です。みんなすでに愛されています!わたしたちも愛され、ブッチ氏、テレンス牧師、山本真一郎氏という素晴らしい講師に恵まれました。

心にいいようのない、不安や心配事を抱えた友人、またこれなかった友人にむけて賛美しました。

やはり、ゴスペルは魂の叫びです。愛を求め、叫ぶ。神への愛を歌い上げます。その歌詞の内容はすべて神様へのラブソング。意味を深くかみしめないと歌えない。あるいは、わたしに歌っていいのか?といつも問いかけ、悩んで進んできました。

ですが、愛をもとめるものを神様は拒みません。ゴスペルを求めるものにも拒まないと思っています。

クリスチャンとノンクリスチャンの混ざるクアイアです。それぞれのやり方で歩んできて、いまワンボイスをさらに目指して行くでしょう。参加できたことに、感謝します。

2004年02月23日

フヌケと冷静さ

コンサートについて嵐のような日々が過ぎ。次の音楽活動に向かっていこうと切り替え中・・・・
なのだが、HPの不備をさわったり、していてちょっと自分がフヌケ状態になっているように思った。

でも、嵐がさって「あの嵐は何だったの?」と思い返すと冷静さを取り戻し・・・賛美の嵐のあとには神様が抜けきった自分がいるのだろうか?じゃあイエスキリストを体のなか、魂の中に入れると自分は元に戻るか?

いや~そうであるならば、私はりっぱなクリスチャンではないか!そうはいかないのが、単なる俗世の人間と言うべきか。

ちょっとカツをいれるために「上原ひろみ」を聞いてみた。この人は、この日記にもう3回くらい登場しているが、またあらためて聞くと、こっちの精神状態に答えるように、がんがん来て、素晴らしいと思う。

ハードな音の洪水を聞くと、おりゃ~と音楽をもっと攻撃的にたたき出したいと思う。
願望であって、実現はまた、違うのだけど・・楽器をするというのはこういうことにも使える。
涙と賛美の心の震え・・と全然違うけれどそういう音楽もとっても必要なわたしの餌である。

おし。決意しよう。

2004年02月25日

学校・幼稚園ウイーク

たまには、仕事のことも書いておかねばな・・・と思った。

本日より怒涛の学校・幼稚園ウイークなのだ。年度末になると、工事が多くなると最近でもぼやいたのは、私自身であったが、この年度末に仕事を依頼されるのが、学校などである。

今日なんてすこしあったかかったので、楽であったけど、3月はじめ卒業シーズンというのは一度、めちゃくちゃ寒くなったりする。そんな折に、広~い体育館のピアノを調律すると言うのはなかなか、きびしい。

家庭周りの場合、たいてい暖房は問題ない。

そういえば、それぞれ家庭によって体感温度が違うのか、我が家モードが働いているか?
部屋の暖かさで、適温と思っている温度というのは結構違う。
我が家は、まじきりのないリビングに布でいちおう、まじきっているので、風がスース―して冬はなかなか、暖かすぎるなんていうことは起こってこない。(夏は暑いしね)

あったかすぎる部屋や、さむいやん~という部屋いろいろで、本当に寒いとき指がかちかちになっているのに、橋からはしまでピアノを半音階を弾いて音の調子を確かめるのがまずつらい。

学校でだだっぴろい体育館も同じ、ぽつ~んと調律している。寒いし。あーやだ。

でも、調律の時、暖房もクセモノだ。寒い日、調律師がやってくるので、つめた~い部屋をあったかくしてくれていたりするお客さんもいて、たいへんありがたいのだけど、その温度変化が
急激であった場合。

調律はなかなかまとまらない。調律の間中に結構な温度変化があるから、弦の伸縮などの影響がもろにでて、はじめた頃の音とあとの方の音、特にオクターブでむちゃくちゃになるときがある。また、一から、拾いなおさなくてはならないのでちょっとあったかすぎの場合は、暖房を切ってもらう。まだ、寒い方が良い。その部屋はだいたい、寒いことが多いのであろうから・・・・

また、そうして暖かすぎの中で調律したピアノは、後日狂うんだな・・・・なんとかまとめてやっと終わったと思ってね。

ピアノがいつもある環境に近い形で調律させてもらうのがいちばん持ちがいいでしょう。
ホールのように、ピアノ室で大切に温度・湿度管理されてるピアノではないからね。

やはり、生の楽器です。ピアノは。息をして、空気を使って音を響かせます。

2004年02月28日

アカデミー賞

29日には、アカデミー賞の授賞式があるそうだ。映画は好きだけれど、熱狂的なファンでも映画の裏の裏まで楽しむマニアでもない。
そう、気分転換というやつた。映画館の巨大スクリーンに求めるものは、夢。ひととき2時間弱ひたれる世界。なので、ひたりきれない場合はやはりブーイングである。

アカデミー賞はメジャーな映画、特にアメリカ映画の大作オンパレードでまあ、賞をとったやつは見といても、あんまりはずれはないやろ・・・・などとうがった考えをもっていてこのところ滑っている。

BSでアカデミー賞をとった映画を70本放映している。毎日みてるわけではないが、このところたまたま観てしまったものが3本ある。
どれもう~んとうなった。2時間すててしまった感のあるのもあった。特徴は、どれも淡々としており、それだけでなく無理な設定があったりで興ざめするときがあったな。そんなもんなにやろ~といいながらも、虚構に引き込まれていくという良い作品もあるのに・・だ。

今日は、正確には土曜日「サルビアの花」という精神病院ですごす女の子たちの話であった。
ウィノラ・ライダーとアンジェリーナ・ジョリーが主役(やつれてすごみがあったけど美しい)だったが、精神の病は、誰にでもある一部分だけが強調されているに過ぎないものだ。という、言葉が印象的だった。

その特徴ある一部分にとらえられて、抜け出せない状態とも思う。
人の特徴と言うのは、よくもわるくも傾向である。そうしようとする行動パターン、思考パターンとでも言うものだろう。自分でもわかってるんだけどどうしようのないものは、ホントに誰にでもある。それが、対自分・対他人・対社会に障害を来たす場合、問題になるだけで、ホントに多様な人間がいきてるのは確かなこと。

後は、どうコントロールするか?ということだね。操縦不可能たって?

アカデミー賞に話を戻そう。そうそう、その前に見たやつは「ピアノレッスン」だった。信じられないような海辺のピアノ。湿気と潮風でアカサビだらけになって、ちっとも動かなくなるのに・・・・
良く、ニュースステーションで夜の滝をライトアップして生ピアノを置いて、羽田健太郎が弾くというのが、あったな。いかにもテレビの人間が考えそうな・・・楽器がかわいそうな、無残な情景である。

ああいうのもアカデミーとってんだ。たいしたことないな~って思ってしまうのは私だけか?

でも、ロードオブザリングは楽しみ。とても愛する映画です。まだ、3部作の最後が見れてない。じっくりひたりたいから。

文庫の6冊も1部を見てから読み出してとっくに終わった。膨大な世界がそこにはあって、描ききれない冒険が、本には詰まっている。でも、映像になった、フロドたちがイメージの中で進んでいく。これまた、楽しい。

でも、昨年のボーリングフォーコロンバインが賞をとったのは評価するよ。

2004年02月29日

旅ははるかな記憶に

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砂漠の悪魔とうい名前のカワイイ生き物です。昨年の3月に旅した思い出のヤツ。手のひらに乗るくらいの大きさで、オーストラリアの砂漠の赤砂に混じって、ひときわ美しい姿。この旅の話は、ほとんど一年封印していた。

別に理由があるわけではないのだけど。旅行記は、なんかつまらないでしょ。他人のは。
でも広い赤砂と巨岩のウルルを見たときは、異形の神か?とも思ってしまった。神様論はずっとテーマだね。このときも、原住民のアボリジニの人々にとっての大地の赤い岩は、それはそれは、偉大なる神の創造物あるいは神そのものであったのだろう。

人間の脳みその中の救いをもとめる神経は実に手前勝手で、自分の想像のそして創造の主を求めてしまっている。意識する、しないに関わらず。

大きくて、広くて、あらあらしくて存在をしつづける。そんな風景をやっぱり時々見たくなる。
一緒にその風景の一部になりたいと思うことがある。自然の地球の姿というのは、あらゆる人間の造形物より多様で、巨大であるいはごく小さい。そんな無差別な姿を、感じとれるときにとても生き物としての幸せを感じる。

何だか、今日は抽象的。

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