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2004年01月 アーカイブ

2004年01月21日

救急車・非日常

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カプチーノマシン


タイトルと全く関係ないけど、このカプチーノ用あわたて器はなかなかの”ヒット”であった。これで、抹茶ミルク、ココア、もちろんコーヒーもミルクがあったかくても、冷たくても、あわ立てていれると、ちょっとグレードUPしたプレミアムドリンクが作れる。980円なり。500円ショップにもあるらしいが、性能は定かではない。こんな風にちょっと、一息するのも嬉しい。

なのだが、1昨日から病院通い。身内のためなのだが、ついに昨日救急車で搬送されて入院してしまった。入院した方が安心なのだが。

救急車にのるのは何度目かなあ?1度は、追突されたとき。2度目は、こどもが車に轢かれたとき。3度目が今回。緊急性でいえば、2番目がいちばんこたえたが、今回は冷静に内部を観察してみた。だが、あっという間についたのでたいした収穫もなく・・・

とはいえ、乗り心地は悪い。ワゴン車なのだから仕方ないのかもしれないが、いろんな医療機器、天井にも、壁にも、いろいろ。なかから見る風景も、いつになくみんな車がよけて不思議な感じだ。

事故などでないので、付き添いも冷静である。本人もね。事故は嫌だ。人間はなにか尋常でないことが起こると、興奮してしゃべりまくってしまうときがある。

ヘンな高揚感があり、自分が当事者であるイレギュラーさに自分自身がコントロールできない。事故のあとJAFの人とクラッシュした自分の車を引っ張ってもらうときに、世間話をやたらしたなあ。また、こんなこともあった。震災後被災したところから、大阪に仕事場が気になってきた社長さんも、日ごろは顔をみてもシャイな挨拶しかしない人なのに、他人にどんな状況だったかまくし立てる。人間のこころの平衡感覚がくづれたときってなことかね。

パニックにならないよう、しないとな。心がけてもしょうがないような気もするが・・・・

2004年01月24日

ピアノで闘うあるいは、戯れる

毎日が日曜日と言いながら、このところ仕事が日曜日に入る。だいたい1月というのは、この仕事出足が遅い。新年なので、年初めから楽器のメンテナンスって気にならないということか・・・

土曜日ももちろん休みじゃないので、不定期休です。

今日は、お客さんとピティナのコンクールを受ける子供の話。をしていた。
PTINAとは全日本ピアノ指導者協会のことで詳しくは、http://www.piano.or.jpをのぞいてみてください。

コンクールを受けてピアノのプロフェッショナルを目指していく子供達は、たいしたものだと思う。確かに、ピアノに限らず、沢山の楽器の演奏コンクールはあり、多くの才能が育っていっている。そういう世界って別世界の感じもある。

特にクラッシックの世界では演奏の技能、技術、表現力と芸術性を鍛えたり、評価する場所が多いと思う。極めようと思えば、道もある。

でも、どうもわたしは、泥臭い人間なのか、ピアノと戯れるのは好きだが、鍛えて鋭い、黒光りする(あるいは、つや消しの迫力ある)スタインウエイと闘う、そういう世界はなじまない。
もちろん、自分の演奏能力などお話にならないが・・・ジャズでも山下洋輔はピアノと戦ってるように見えるけど、でもあれも最大のジャレアイって感じがするんだな。

最近では上原ひろみがやはり、ピティナに出てたようにライナーノーツに書いていたと思うが、彼女のすごさはなんといっても、超絶技巧とオリジナリティー。JAZZの生々しい、生き物ののような迫力が久しく感じられたから。耳にやさしい音楽も良いが、自分にせまる音楽も最高だね。

仕事の帰りにFMでアレサフランクリンの特集をやっていた。これには、ノックアウトされた。一緒にRESPECTのコーラスを車のなかで大声で歌い、あ~R&Bもまたやりたいなあ~と思ったのでした。でも、今は、二胡の伴奏とデュオの練習が待ってるんだ。

でも、音楽できて幸せ!!

2004年01月31日

Blogできない日々

日々、仕事、病院。である。その間に自分の住む町の用事もしなくてはならず、そうそう、まだあった。今度の日曜はテジョンの二胡の発表会であった。

伴奏をすることとなった。急遽。二胡+ピアノ。
ピアノというのは、ご存知のとおりわたくしたち、ピアノ調律師が調律した音階にもとずいて黒鍵と白鍵との間の音が弾けないという楽器であるが、それに比べ、二胡という楽器は2弦がすべてで、どんな隙間の音もそのなかに詰まっている。

しかも、西洋楽器のバイオリンやチェロなどのように、指板が無い。サオはあるが、弦は宙に浮いており、ひものような部品で固定されているだけなので、駒との間がすべて共鳴弦なのだ。

指板がない。と言うことは、実に音をコントロールするのが難しいということに通ずる。
ビブラートを掛けると簡単に音が変化する。

ピアノの伴奏をしてみて、ピッチの正確さを保持するのが二胡の人は大変だ!と思った。つくづく。

ピアノ奏者というのは、自分で自分のピッチを作らないから、案外、音の狂いに鈍感な人もいるのだ。信じられないようなことだが、自分のピアノをちゃんと管理しないピアノ教師もいること
も事実だ。

困ったもんだ。
でも、違う楽器と演奏するのはホントに楽しい。

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