2011年12月13日
東北 2
飛行機から機影が映る海岸線
石巻 三反走仮設住宅集会所にて
宿泊していた、松島から石巻へ移動。
JIM-NETの熊谷さんと、道の駅で待ち合わせ。上品の郷という道の駅には、古いオルガンを弾くおじさんがいた。足踏みオルガンで、童謡を弾いてくれる。なんともいえない懐かしく美しい響き・・・。
JIM-NETは、石巻と福島でも支援活動を行っている。それから、チョコレートも販売してます。イラクの子供達を支援。
イベントの先は三反走仮設住宅、多くの小学生が犠牲になった大川小学校の校区の人たちもいる。「流された」その言葉を聴くとき、その言葉を発する人の目には深い悲しみが宿る。あきらめに似たようなけれど、あきらめきれない。もうこれ以上失いようのないからだひとつで、この先まったくわからない生活。
あるおじいさんが言っていた。「おばあさんが、すごく怒りっぽくなってな。わしの年金で生活しとるのにわしに出て行けいうんや。」気分の変動も大きく、ご本人がいちばん苦しいのだとおもう。
ここでは、我々の整体チームが大活躍!みんな、自分の番を待っていてくれた。
座布団を敷いて本格的な整体。少しだけでも、からだをゆるめてほしい。
ここでも仮設のイベント告知にちんどんやで歩き回った。「いや~懐かしいわ」と出てきてくれるおばちゃん。しばし、立ち話。
お昼まで、交流をさせていただき、次の仮設住宅とデイサービスの方々のもとへ移動。
ここで、ジャズピアニストの河野さんと合流する。
寄贈したピアノをさっそく「おめざめコンサート」でフリージャズやおばあちゃんたちとのジャズセッション。参加型のピアノは楽しく盛り上がった。今回は、本当にお世話になった。河野さん。ありがたい。
ここは、「虹の丘」というデイサービスセンター。裏には仮設が建っている。このデイの理事長さんが土地を提供しているので、仮設の人も遊びに来てくれていた。
朝と同じように、にぎやかしをした。
そして、今日の宿泊先は、長期ボランティアさんたちが逗留している場所。
桃生公民館が共同支援ネットワークという福祉系ボランティア団体に提供されていて、
そこで世話役の方が、食事や寝床を提供してくれていた。
投稿者 pianocraft : 2011年12月13日 23:11
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