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2010年06月18日
多国籍です。
2010年6月16日毎日新聞「ひと」欄掲載
ジャナグルJr.と高橋朋子さん
先週、ジンバブエの子供達と茨木や高槻周辺をお供して、すばらしいジンバブエの伝統音楽やあまりにもキュートな子供達のダンスにまいってしまった!
このグループは、ジャナグルJr.という。代表でプロデューサーの高橋朋子さんと昨年、初めて出会い今年こうしてコンサートのお手伝いをしたり、交流できて本当に幸せな時間だった。
そういえば、昨年は石垣島のナミイおばあと散々遊んでいたのだっけ。
6月というのは、何だか毎年賑やかだ。
高橋さんと言う人は、肝っ玉かあさんというか、親分といった感じのふところの深い女性で、大きさを感じる。大きな声で笑い、かわいい子供達の日本ツアーを支える力強いひとだ。
今も、ツアーは続く。彼らは、時には自炊しながらハードなツアーを大きな楽器などの荷物を持ちながら移動している。
子供達はとても疲れていても、大勢の人前にたつと、自由な譜面のない音楽を始める。ダンスもとてもいい。命の息吹きを感じるような素晴らしい動きに躍動感。
きらきらとした目。美しい肌。
彼らは、北海道までまだまだツアー中。機会があれば是非どこかで彼らに出会って欲しい。
ツアースケジュールはこちら
そして、全く違う世界の住人。アメリカ人の青年パフォーマーのホームステイを3泊受け入れた。彼らは、ヤングアメリカンズという集団で、日本の子供達にダンスや歌などのミュージカルを一緒に短期間でワークショップして交流している。急な話で、彼らの休憩できる場を提供することに徹したが、彼らは、ハードなロードを繰り返しており、3ヶ月の日本ツアーをホームステイを繋いで行っているらしい。
音楽とはかかわりの深い我が家なので、ひと遊びもしたが、何だか日本の文化や家庭を体験したいという文化交流のスタンスで来ているというより、アメリカの音楽文化を伝える立場できていて、半ばプロのような若者なので何だか感じが違った。
ジンバブエの人たちと遊んだ翌週なので、うんとアジアやアフリカ寄りの感覚でいるのでアメリカの若者の、スマイルやテンションに少々違和感を覚えた。
彼らのショーにいけなかったけど、唯一我が家で行けた家族はとても素晴らしいショーだったと言っていたので、よいものを創っているとは思う。
彼らに何の罪もないのだけれど。親近感は、ジンバブエの子達に偏ってしまった。
彼らもまた、日本に8月末までツアーを行う。そのたびに違う家庭にステイしていくのだ。誰よりも日本人家庭の色々バラエティをしってる彼ら。
特殊な人たちだ。
2つの日本ツアーグループに2週にわたりかかわり、全く違う感覚や、距離感を感じたというのも面白いなあと思う。少々、疲れましたが。
投稿者 pianocraft : 2010年06月18日 22:52
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