2010年01月17日
震災 神戸・ハイチ
今日は、忘れもしない震災のあった日だ。この記憶が15年っても失われないのは、身近で生々しい感覚を持っているからだ。被災地を見たり、ぼこぼこの道路を足で歩き、避難所を訪れたからだ。そして、実家が被災したからでもある。
何かしなければならないと駆り立てられる気持ちを忘れない。
何かをしたことが、結局何の役に立ったのかはわからない。焦る気持ちを自分でなだめただけかもしれないと、そのときのことを私たちは夫婦で話し合った。その後の日本の災害に何か手を差し伸べたかというと、せいぜい募金でわずかなお金を送っただけだ。
けれど、遠くであろうと、ハイチの惨状を知るにつれて、焦る気持ちがまた持ち上がる。いっそ、飛んでいけないから、せめて募金でもと思っている。
ツイッターを私はしていないが、より速く緊急な叫びが飛び交っているという。
世界は、狭くなっている。グローバルという意味が良い意味で使えるように、私たちは知る努力を惜しんではいけないと思う。
ハイチというところで私が知る限りはとっても狭かった。
昔少し聴いてた、「ヘイシャンミュージック」、ハイチの音楽のレコードをもっている、サルサのような明るい、ダンサブルな音楽。政治が破綻したり、安定していなくとも人々は生きなければならない中で音楽でしてきたのだろうか。
ひどくほこりっぽい、崩れた瓦礫をみると、胸が痛くなる。
投稿者 pianocraft : 2010年01月17日 22:48
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コメント
pianocraftさん、こんばんは。
ハイチの惨状に、阪神大地震や08年の中国四川大地震が重なります。
私にとってハイチは思い入れの強い国でした。でも思い入れがあろうとなかろうと、どこの大災害にも世界中から手を差し伸べたいです。といっても、自分がしていることは募金でしかないのですが・・・。
伝えられる情報は断片でしょうが、それでも救い出された命があることを聞くとうれしいです。
投稿者 りん : 2010年01月18日 22:28
りんさん、こんばんは。
阪神の時と違い、身近な場所でないのでニュースの情報も映像もマス・メディアでは少ないですね。けれど、15年前と違いネットの世界は簡単に海を越え、国境線を越えて支援を呼びかけられるようになりました。
googleをいつものように検索のために開いたら、支援のためのページができていました。
募金の仕方、情報を発信しています。以下のサイトです。
http://www.google.com/intl/ja/relief/haitiearthquake/index.html
投稿者 pianocraft : 2010年01月19日 22:58