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2009年03月12日
楽器をつくってました
自作ボウサリテリ
しばらく、楽器を作るのに試行錯誤してました。外回りもするけど、部屋にこもっている時は、のこぎりとかんなと、ハンマーを持って、弦を巻く方法を模索したりして、だいたい思ったようなものができました。
ボウ(弓で弾く)サリテリーという古い楽器です。止音装置がついていないので、弓で弾くとふわーっと
しばらく音が響きます。アイルランドの民謡などが合いそうな音色でしょうか?
半音がでるので演奏できる範囲は広いです。中国や沖縄民謡も演ってみましょうか。
4月からは、この楽器、よみうり文化センターで作り方を教えます。
楽器というものは、考えてみれば、音の伝達手段から始まったのでしょうね。
人から人へ伝えるのに、歌や音の高さの違いがあり、遠くまで聞こえる歌声の種類で部族がわかったりと。楽器は、だんだん洗練されるけれど、あるところでその発達もやめます。その必要がないから、古い楽器が今も美しい音色で生きつづけるのでしょうか。
人間も良くない意味で進歩がないですが。
そういえば、東京・大阪と空襲があったという記憶を今年はメディアではとりあげてませんね。特集番組なども、詳しく調べたわけではありませんが、見つけられませんでした。平和を求める思いも、目前の経済的な窮状と比べると、順位が下がるというわけなのかな。
とりわけ、TVは、「泣ける」とか「いい話」とかをテーマにした番組が目立つな。私は感性の押し付けは嫌いなので、あまり見ません。感動も商品化。
同じような顔ぶれが語らうのも食傷気味。というわけで。
話がそれてしまったのですが、楽器を作っていく手仕事のプロセスはとても楽しいです。
自分のへたさもわかるけれど、愛着はとてもわきます。
投稿者 pianocraft : 2009年03月12日 22:21
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コメント
こんばんは。楽しそうな楽器ですね。音を聞いてみたいです。アイルランド民謡が好きなわたしには,魅力的な楽器。東京大空襲についてはいつも読んでいる東京新聞では連載記事などありました。東京新聞だからでしょうか。東京新聞はもとは中京新聞(?)なのに・・・東京大空襲の損害賠償をもとめる裁判の記事も前に読みました。文化圏が違うとこんなおおきな事件でも違ってとりあげられてしまうのは,(とりあげられない)問題ですね。大阪空襲は小田実さんが熱く語っていたので少しは知っていますが,もしかしたら東側の地域の人たちはあまり知らないのかもしれません。伝えることがいかに大事かということでしょうね。
投稿者 DAURAND : 2009年03月13日 21:35
こんばんは~~。
YouTubeでは、この楽器をいろいろな方が演奏されているのを見る事ができますが、こんなのは如何でしょうか?
http://www.youtube.com/watch?v=DHbLTXd823c
お城でハープと演奏したはります。
BOWED PSALTERY で検索されるといろいろでます。
投稿者 pianocraft : 2009年03月13日 22:37