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2008年12月24日

寒空のクリスマス

クリスマスイブだというのに・・・・と言っても、特別に、ことさらに、例年過ごすわけではないのだが。
かつて、ゴスペルクアイアに所属していたときは、シーズン真っ只中で、歌うことに忙しかった。
昨日は、そんなかつての仲間のコンサートにも行ってみた。

けれど、クリスマスは職を得ている人達だけのもののようだ。

報道ステーションの「貧困ネットワーク」電話無料相談の取材を見ていて、そう思った。
毎日、このテーマは、朝も昼も夜も繰り返し報道されている。けれど、実際に寝る場所を追い出された人達が苦しんでいるのを救う手立ては私には今ない。

企業の残酷な雇い止めで、かつての膨大な会社の利益に貢献した人々を捨ててしまった。
寒空に、安らぎを得る、住まいを、人から奪うな!

夕方、自転車に乗った若い父親が、タオルの鉢巻で一生懸命自転車をこいでいた。
右には、クリスマスケーキが、左には幼児が押す車のおもちゃの箱がぶら下がっていた。
そんな、小さな家庭の、温かい、愛情のあるお家にみんなが何で帰ることができないんだ。

この国の、資本家と政治家が言い放った「自己責任」は、あなたたちの方にある。業績悪化の責任を自分で取りなさい。

投稿者 pianocraft : 2008年12月24日 23:18

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