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2007年07月07日
ボニー・レイット 姉御の貫禄
NHKhi World premium liveでのBonnie Raitt
今日、知らずにいつもはチェックしないハイビジョン放送の番組欄を見ていて宝物を見つけたような気分になった。小さな幸せ!
このBonnie Raittは、スライドギターを操る、渋いロックを長年つづけてきた、とても愛するミュージシャンだ。2005年9月の映像で、久しぶりにその健在振りを知ることができて嬉しい。
彼女は、1949年生まれ。10代のときからブルースマンと多くセッションしており、持ち味は、そのブルースフィーリングだ。白人の赤毛の女の子は、当時からブルースマンの間で有名だったそうだ。今日のTV放送の中のインタビューで語っていた。実際にいまも、ブルースのイベントでは、大物ブルースマンと一緒に共演している。Ray Charlesの最後のアルバムでも一緒にデュエットしているしね。
ファーストアルバムからずっと聞いてきて、私自身も実際に弾き語りもバンドでも演奏した機会の多い人だ。あこがれのボニー。
彼女を同じように追いかけていた友人が2人いる。一人は、Give a littleのボーカルMIKI。今も一緒にボニーを演ることがある。もう一人は、13年前に他界した。
彼は、七夕の日の夜中に、強盗に襲われてなくなった。
そのときの大切なバックの中には、ボニーを追いかけてきて、書き溜めたノートが入っていた。
だが、財布とともにバックはすてられ、金のたしにもならないノートはこの世から消えた。
ひょっとしたら、天国に持参したのかも知れぬ。ともかく、永遠に読むことができなくなってしまった。
ふと、そんな日を迎える日に、Bonnieの歌声を聴いて、とても嬉しかった。
13年前から新作のCDが聞けないから、毎年いく、仏壇のまえで聞かせてやろうと思ってもっていたこともある。
それでも私は生きている。歌うときは、一緒に歌ってよ。
投稿者 pianocraft : 2007年07月07日 01:25
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