« 映画 | メイン | 終戦記念日は明日 »

2004年08月09日

週末は2大イベントだった

8月7日は、先日予告のとおり。GOSPEL平和の祭典だった。コンサートの間中私は、イラクの写真展をロビーで行い、池上宗徳さんのDVDも、コンサートのちょうど中間に流された。

ただ、オリジナルの音を用いず、我がHJPの講師であり、今回ホイットニー・ヒューストンのワールドツアーのためピアニストとして同行しており、駆け足で香港から、日本に寄ってHJPを指導した、シェドリック・ミッチェル氏が、映像とコラボレーションしてくれた。

また、違った印象だった。アメリカ人の彼にとっては、私達とは違うイラク戦争にたいする、考えがあるだろう。だが、すべてを越えて、イラクの人の命のこと、平和の事を思うという点において、どんな論理も関係はない。

命がいちばんであることに、平和を祈るということに、迷いや違いなどあってはならない。

池上宗徳さんについて、前回詳しくのべなかったが。そもそも、彼の存在をしったのは、イラクで拘束された日本人3名のうちのジャーナリストである、郡山総一郎さんの講演集会で、である。

その郡山さんと友人である、池上さんはその日、自分の作品のDVDを持ってきていた。タイトルは、「IRAQ WAR}惹かれるように、買い求めて、家で見てみた。

その映像は、とても静かで、悲しい。イラクの2003年5月頃の映像である。昨年の3月戦争がはじまり、陥落後の。それからも、休むことのない、テロリスト探しという、民間人への襲撃がいまだに続くことは、承知のとおりだ。

悲惨なのだけれど、美しい。あまりにも残酷すぎて、目を覆いたくなるような、ところはない。
だが、残酷さを見せても、残酷さを見慣れるだけだ。感覚を失ってしまうだけ。そうではなく、ココロまで響くような、静かな静かな、痛みがそこにはつづられている。

このDVDをコンサートで上映できないものだろうか?と思い、DVDに載せられていたアドレスにメールを送ってみた。住まいがどちらなのかも、知らずコンタクトしてみて驚いた。

HJPの練習拠点の島之内教会から近いところにいらっしゃる。驚いたけれども、これは、お会いしてお話したい。と、話は進んでいき。コンサートの中で、非常に、平和に照準をしぼったかたちでのメッセージがこの映像のおかげで訴えられたと、思う。

池上さん本人は、気さくな若者で、コンサートのオープニングに顔を出してくれた。今、彼のDVDは大阪梅田の「世界報道写真展2004」でも上映されていると教えてもらった。

是非、15日までこの盆休みに、大阪にいかれる方はノゾイテみてください。

もう一つ。8日。神戸元町1番街の手作り楽器ワークショップを行った。
お菓子のユーハイムさんのビルの一室をお借りして、トーキングドラム・ぴのきおサックス・竹琴と3種類を作ってもらった。

いつものように、手作りはすすんだが、後のセッッションタイムがなかなか、クオリティが高く。びっくりした。意図してかしなくてか・・・フリージャズっぽいのあり、アフリカンテイストあり、ワールドミュージックあり、で子供も大人も素晴らしい感性を披露してもらい、指導側は大感激であった。

商店街のみなさまお世話になりました。また、呼んでね~!

というわけで、週末、週初めは終了。
週明けたら、仕事とジム仕事が山積でまだ、手をつけられない~。どうにかしてくれ。

投稿者 pianocraft : 2004年08月09日 23:16

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.pianocraftwork.com/mt/mt-tb.cgi/84

コメント

コメントしてください




保存しますか?