引き続きコロナ禍の5月、早くも梅雨に入ってしまいました。そんな中、水俣へ行ってきました。ケセランぱさらんの旅は、本当に久しぶりのものでした。水俣で交流する人々のことを考えて、PCR検査を受けて陰性証明の元出かけたのでした。
水俣と言えば、水俣病の名前くらいは多くの方がご存知だと思います。けれど、未だに認定されない、若い患者さんもいらっしゃる。その苦しみを支える人たち、そして患者さん、患者さん家族、遺族。と出会い、祈りのために出かけた旅でした。
100年もチッソに苦しめられてきた水俣の漁民の皆さん。そして亡くなったたくさんの命。お弔いのために、歌い、踊り、祈りの時間を仲間とともにすごしてきました。折しも、梅雨に入ったばかりの熊本は激しい豪雨。なのに、翌朝は、奇跡の晴れで乙女塚での念仏踊りもできました。来年も行けますように。